天界と人間界の戦争が終わって千年。最古の人間王であり、最後の天界人である王様は、千年間神殿から出ることはなかった。その神殿に、一人の少女が掃除人として雇われる。最早世界に知る者が誰一人としていない王様の名前を知っている少女は、嘗て天界で彼の師匠をしていたアセビだった。 嘗ての弟子の幸せな姿を見るために、アセビの奮闘が始まった。
更新:2015/9/2
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(いずれ、この土地は悪魔の地と呼ばれるだろう──) 戦いによって焼けた魔界のある一角で、ひどく重い身体を疎ましく思いながら、ラウラは蜥蜴(省エネモード)になった。 そうして、魔力が回復するまでの間、蜥蜴として生き残ることを考えていた矢先、人間界に召喚された。 ハイドィル王国一の教育機関である、ハイディーン学園の魔法学科にて、とある少年に使い魔として召喚されたのだ。 「何故ただの蜥蜴が使い魔召喚されるんだ!」 怒鳴る(悲鳴を上げる?)教師を余所に、少年は笑った。 「よろしく、蜥蜴さん。俺は、ルドヴィーコ。ジーノって呼んでくれ」 物言わぬ蜥蜴に挨拶する少年と、蜥蜴になって生きる少女は、やがて最高の相棒になっていく。……はずである。 ◆第四回ネット小説大賞受賞→16.12.9 宝島社様より書籍発売(第1章学園編/大幅加筆版)
更新:2016/6/15
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天界と人間界の戦が終わって千年。最古の人間王であり、最後の天人である王様と、その師匠だったアセビ。因縁によりこじれた師弟の、千年目の正直。 第十五回角川ビーンズ小説大賞優秀賞頂きました。 角川ビーンズ文庫より『淋しき王は天を堕とす 千年の、或ル師弟』として書籍化しました。
更新:2015/9/22
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人間の王子に恋をした人魚姫。でも、恋に敗れた彼女はおとぎ話のように泡となって消えることはできなかった。もしもそんな人魚姫を王子が追いかけたらならの、童話のその後の話。
更新:2019/3/21
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後の世に『魔物女帝』と呼ばれた者。シェラ=バーテニア=ウェル。 人の世を150年間も治め、恐怖政治を行った、魔物のような人間の女性。 これは、彼女の生涯の物語。 ※残酷描写が非常に多いです。主人公は酷いです。
更新:2016/9/30
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悪魔課所属のエンドウは、弟子と共に自宅に帰った途端異世界に呼び戻される。すぐに帰ってきたのだが、二度三度と続けざまに呼び出された。観念して話を聞けば、その世界は悪魔課の管轄である死人が溢れ返り、天はだんまりを決め込んでいるという。天界最低ランクの力しかない悪魔課所属のしがない公務員エンドウは、最後の一文字を遮られつつも異世界の人間に交じって戦うことを選択した。
更新:2014/11/30
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私の幼馴染の空は何でもできる、完璧人間だ。しかし彼は私のことを病的に愛しており、私はそんな彼を特別変であるとは思っていない。 そんな私たちの前に空目当ての色んな女が現れる。夢見る少女、上から目線な女、自己中などが私と空の前に登場する。 *字下げはしてません 2017.12.12 第51回の今日の一冊で紹介していただきました
更新:2019/8/8
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人間の可能性の話。人間は鳥のように空を飛ぶことはできないけど、人間だからできることがある。友情が教えてくれる、大切なこと。
更新:2008/4/17
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