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作:襖

はな六はプロ棋士を辞めてただのアンドロイドになります。(改訂版)

 クマともタヌキともつかないぽんぽこりんな見た目のアンドロイド“はな六”は、囲碁のプロ棋士をしていた。だが長年の戦績不良etc.により、とうとうプロ棋士を辞めることを決意する。  プロ棋士を辞めアンドロイド棋院を退会するにあたり、クマともタヌキともつかないぽんぽこりんのボディと囲碁にまつわる記憶を棋院に返上することになったはな六。彼はVRショッピングモールで買い求めたボディに魂を移植し、第二の人生を歩むことになる。  ところがはな六が購入したボディは、美しい青年型のセクサロイドだった。  セクサロイドとは? なんだかよくわからないまま、はな六はセクサロイドの元の所有者である“サイトウ”のもとで居候生活を始めるのだが……。 ☆第8回BL小説にエントリーしました。 ※本作は昨年末から今年の4月にかけて投稿した同タイトルの作品を加筆修正したものです。ストーリーの大筋にはあまり変更はありません。 ※本作の初稿はムーンライトノベルズに、第2稿はfujyossyに投稿済みです。 ※アルファポリスにて投稿済みの本作初稿は、BLコンテストが終わるまで非公開にします。

更新:2020/10/25

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作:茄子

【完結】モブ令嬢は特殊設定もち

 あ、この世界、乙女ゲームの『デッド・オブ・ラブ』の世界だ、と思い出したのは、わたくしが三歳の時。  特に怪我をしたとか、高熱を出したとかというお約束はなく、ただ、すとんと、そういうものなのだ、と納得できた。  しかしながら、わたくしの立ち位置は、ヒロインでもなければ、悪役令嬢でもなく、しかも悪役令嬢の取り巻きでもない。  名も無き、なんだったら本編にかすりもしないモブ。  そもそも、この『デッド・オブ・ラブ』なのだが、スマホ版アプリとして配信されているものの、もとを正せば、パソコン版の十八禁ゲーム。  十年前のリバイバル版として、スマホアプリに移植し、いわゆる、そう言うスチルや表現は無くなったものの、かなりにおわせた表現、尚且つ、豪華声優陣を起用した激甘ボイスとスチルに、年代問わず多くのユーザーを虜にしていた。  それで、まあ、モブキャラに転生したわたくしは、ツェツゥーリア=デュランバルと申しまして、父一人、兄二人に溺愛されている、絶賛三歳児だったりする。  いやね、なんというかさ……、どうしろと?  わたくしを転生させた神様よ。  世の中にはお約束ってものがあるんだぞ?  って、思っていた時期が、わたくしにもありました。  ごめんなさい、神様。  謝るので、わたくしの平穏を返してください!  聖王とか魔王の加護を貰った辺境侯爵家の令嬢とか、身分的にどう考えても攻略対象や悪役令嬢と接点がないはずがないじゃない。  もうっこうなったら前世知識チートしまくるからね! ※番外編も含めて無事に完結しました! ※他サイトでも掲載しています。

更新:2022/5/20

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作:環流 虹向

エンディングノート

出会って、付き合って、別れるまでのエンディングノート [主人公]采原 明人/さいはら めりは、社会人2年目で毎日を多忙に過ごし癒しゼロ。 けれど、そんな明人にオアシスが現れた。 2021/09/30 完結しましたが改めて校正したいので一旦全話非公開にして、また順次投稿します。 11/27から19:00に更新していきます。 君と出会って 君と付き合って 君とお別れするまでが綴られている 私が書いた、もぐもぐノート 君がいる、あの時に戻りたいと思った時は いつもこのノートに綴られたごはんを食べるんだ そしたらあの日、君と食べたごはんが 1番美味しかったって思い出せるから だから、このノートにはもうペンを走らせない これは君と私のエンディングノートだから 他の人とのもぐもぐ日記はいらないの だけど、また 始められるように戻ってきてほしいな 私はまだ、君をあの街で待ってるよ 君のじゃない、別のお家で 君じゃない人と一緒に Ending Song 君がドアを閉めた後 / back number 転載防止のため、毎話末に[環流 虹向/エンディングノート]をつけています。

更新:2021/10/2

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作:木立 花音

その花は、夜にこそ咲き、強く香る。

『なんで、アイツの顔見えるんだよ』  相貌失認(そうぼうしつにん)。  女性の顔だけ上手く認識できないという先天性の病を発症している少年、早坂翔(はやさかしょう)。  夏休みが終わった後の八月。彼の前に現れたのは、なぜか顔が見える女の子、水瀬茉莉(みなせまつり)だった。  他の女の子と違うという特異性から、次第に彼女に惹かれていく翔。  中学に進学したのち、クラスアート実行委員として再び一緒になった二人は、夜に芳香を強めるという匂蕃茉莉(においばんまつり)の花が咲き乱れる丘を題材にして作業にはいる。  ところが、クラスアートの完成も間近となったある日、水瀬が不登校に陥ってしまう。  それは、彼女がずっと隠し続けていた、心の傷が開いた瞬間だった。 ※第12回ドリーム小説大賞奨励賞受賞作品 ※表紙画像は、ミカスケ様のフリーアイコンを使わせて頂きました。 ※「交錯する想い」の挿絵として、テン(西湖鳴)様に頂いたファンアートを、「彼女を好きだ、と自覚したあの夜の記憶」の挿絵として、騰成様に頂いたファンアートを使わせて頂きました。ありがとうございました。

更新:2020/8/5

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作:木立 花音

バレンタイン・デイ(ズ)

 ――もし、親友と同じ人を好きになってしまったらどうしますか?  20歳になった主人公、楠恭子(くすのききょうこ)が荷物を片付けている時に出てきたのは、高校生の頃につけていた日記帳。ページを捲りながら、懐かしい日々に思いを馳せる彼女。しかし、そこに綴られていたのは、決して楽しい思いでばかりではなく――。  平穏で。穏やかで。けれど、なんの代わり映えもしない平凡な高校生活を送っていた恭子の日常は、三年生に進級した時のクラス替えで、片想いだった相手──福浦晃(ふくうらあきら)と同じクラスになった事で変わり始める。  やがて晃の友人である容姿端麗な美少女、立花玲(たちばなれい)を交えたトライアングルは、様々な軋みを生みだしながら季節をこえていく。  そんな中、ある日玲が倒れたことで事態は急変する。  卒業まで、残された時間が少ないことを悟った恭子と玲は、バレンタインデーに共に告白することを決意するのだった。  決戦の日は、バレンタイン・デイ(ズ)  はたして、二人の勝負の行方は? ※『見上げた空は、今日もアオハルなり』の姉妹作品です。相互にネタバレ要素を含みますので、ご了承願います。 ※表紙絵は、白井様に描いて頂きました。

更新:2019/12/14

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