東京都豊島区池袋にある蓮常寺学園。そこに通う高校二年の楠木正一はある日、『ゾンビ・パウダー』という謎の粉を手に入れる。その粉が体内に入ると人々はゾンビ化し、無差別に他者を襲い、そして感染者が広がっていく。正一はゾンビ・パウダーを使い教師の一人をゾンビにさせ、学園は大パニックとなる。粉と共に抗体の入った薬を手に入れていた正一だけはゾンビ化せず、事態を静観することとした。政府は感染者の拡大を防ぐために池袋を閉鎖。周囲に蔓延るゾンビと共に生存者までもが隔離されてしまう。極限状態の中で正一は「自分だけが感染しない」という特権を使い、閉鎖空間の中で生き生きとした生活を送るようになる。怯える幼馴染、同級生、後輩先輩、教師、妹、アルバイトの同僚。彼女らを思うがままに洗脳し、正一は閉鎖空間の長となるのか、それとも――。
更新:2018/7/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
自宅に届いた一通の手紙。 それは最新の豪華客船クルージングの招待。 ちょうど会社を首になった中空蒼太は騙される覚悟で気分転換に行くことにする。 着いてみれば呼ばれたことを不思議に思うほど豪華な船旅。 そこで出会ったのは同じく手紙で招待された一つ下の恵里香。 根っからの庶民である二人はともに一週間を過ごすことにする。 船上で見かけた体調不良の男、その男が持っていたのは人間を凶暴化させる未知の病。 この病は死者すらも甦らせる恐ろしいものだった。 蒼太と恵里香はこの凶暴な生者と襲い掛かる死者を相手に脱出を果たす。 命からがら運よく日本の地を再び踏んだ二人に待ってたのは悪夢の続きだった。
更新:2017/1/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ディエス・イレ対イミュニティー決着――! イミュニティーへの総攻撃を行う直前、ディエス・イレの本部は突如謎の部隊の襲撃を受け壊滅した。 誰もが予想だにしなかったその事件から二日後。 黒服の総帥である白居と、イミュニティーの代表である六角に繋がりがあることを知った巳名截(/曲直悟)は、六角が所有する屋内人工都市「常世国」へと来ていた。 ディエス・イレの壊滅。六角と白居の関係。 調査を進めるうちに、截は行方不明となっていたある人物の姿を目にする。 ディエス・イレのボス。東郷大儀だ。 そしてそれを境に、常世国のあちらこちらから無数の感染者があふれ出し始める。 東郷を止めるべく奔走するうちに、截は懐かしい二人の人間と再会する。 そしてその出会いは、彼らの運命を、未来を。ひとつの方向へと導いていた。
更新:2014/1/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
哀哭の炎の果てに、少女は緋の剣を執る。 至って普通の少女アーシェラ・スフェリオは、ある日突然現れた異形の化け物──悪魔によって、大切な姉と父母、住み慣れた街を、平穏を……そればかりかその『普通』すらも失った。 大切な人たちとの記憶を失い、悪魔の身体に身をやつしながらも、人間の心だけは取り戻したアーシェラは、千年前悪魔を打ち払い今まで水面下で続いてきた組織、聖銀機関のセルビア・ヴェグナンチカに騎士として仕えることを決意する。 これは、悪魔殺しの悪魔となった、とある少女の物語。 ※百合注意 ※カクヨムでタイトルを『赦し、赦される日』として掲載しているものです。
更新:2020/6/15
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
某国との戦争から数年、日本はようやく平和を取り戻した。それは俺達も同じだった。永きに渡った戦争が終結し、再びいつもの日常を過ごすことが出来るようになった。 しかし、その平和も長くは続かなかった。世界同時多発バイオハザードの発生。その瞬間、終わりの無い、生死を掛けたサバイバルが始まったのだ。 戦争の時、軍人以外はは戦わずに済んだが、今度は戦わなければならない、そうしなければゾンビのエサになっちまうからだ。俺達は武器を手に取り、この世界で生き抜くための第一歩を踏み出した。 2019年1月1日、登場人物等も含め内容を大幅に改変してリニューアルしました。尚、この小説はハーメルン、アルファポリスにて同時掲載しております。
更新:2019/11/5
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
11月29日、世界は肉に包まれた。 地球外より六つの肉界が各大陸へ降り注ぎ、その質量によって大陸は全滅した。 大気圏を抜ける際にこんがりと焼けた肉の香ばしいニオイが地球上を包みこみ、地表突撃の際に飛び散った肉汁は霧となって太陽の光を遮断する。 しかもこの肉汁は耐性のない者を肉ゾンビにする効果まで持ち合わせていた。 肉ゾンビ――肉を求め徘徊する化け物。 この肉ゾンビに噛みつかれれば、例外なく噛みつかれた者も肉ゾンビと化す。食欲のみに支配されし意思なき肉塊。リビングミート。 そのせいで、比較的地球外ミートの被害が軽かった日本もまた、滅びようとしていた。 希望は失われ、絶望と肉汁が世界を満たしていた。 けれど――
更新:2017/11/29
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
石川県封鎖・隔離から4年後 東京湾に出来た人工島「うみほたる島」で起こる細菌テロによるバイオハザード。 バイオハザードは「うみほたる島」から日本の首都である東京へ。 そして、さらにバイオハザードは広がり日本全土へと広がっていく。 主人公達は生きて逃げ切ることは出来るのかどうかを描いたお話です。
更新:2013/6/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。