「私たち、死んじゃったんだよね」 僕の幼馴染である七海はそう言った。七月二十四日の夏祭りの日、高校二年生の夏休みに甘い青春を謳歌していた幽希と七海は交通事故によって命を落としてしまう。 そして二人に起こる異変。とあるカフェで出会う不思議な幽霊たち。存在が消えてしまう≪ロスト≫と名付けられた怪現象。――こうして始まったのは、幽霊になってしまった僕と、一週間後に消滅が約束されている彼女の、どうしようもなく切ない青春を描いたストーリーだった。 「七海に残されていたのは、七月二十五日から七月三十一日までの一週間だけなんだ」 僕は彼女を救おうと決意する。 「未来を視たぼくが問う。それがきみの答えだね?」 平凡な毎日を生きたいと願った二人の高校生の前で、それでも、死にたいって言えますか?
更新:2017/8/13
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「公爵令嬢マーサ・コーラル! 本日を持って君との婚約を破棄する!」 王太子ロナルドに、婚約披露の場で婚約破棄されたマーサ。 素知らぬ顔をしながらも、彼女は内心焦っていた。 国外追放も、見知らぬ存在からの愛の告白→連れ去りも、ざまぁエンドも、どれも嫌です! 婚約破棄は受け入れますが、その後のイベントはお断りします! 婚約破棄系の恋愛小説が好きだった前世を持つマーサが、自分の婚約破棄後のイベントを全力で回避する物語です。 ※ふんわりファンタジー設定です。あしからず。
更新:2017/12/19
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着物を作りたくて始めたVRゲーム「Only Dream Online」を、古参とはいかずとも、中堅よりは上かも…というくらい続けてきたプレイヤー「コハク」。だがしかし、当初の目的を果たせないでいるジレンマから、お店を投げ出し逃亡。着物を作りたいだけ作るのだと出奔したはいいものの… 「あれ、お針子さんのつもりですが…あれ?」の玄人編です。正直本当はこのお話を書きたくて始めたはずなのですが、ゲーム始めるところから書いたらたどりつくまでどれだけかかるんだろう…と想像して、もうすべてを飛ばしたところからも書くことにしました。初心者編と合わせて、のんびり進めていくつもりですのでよろしくお願いいたします。
更新:2014/2/11
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