空っぽになった家を出て、今日で一週間が経った。 今日も今日とて、世界の景色は変り映えの無い廃墟ばかりだ。 出会うのは競い合う様に伸びる植物と、それを餌にするシカの群れ。 さらに鹿を狙う猛獣たちと、おこぼれを狙う鳥が空を飛び交いながら、偶にどこかの誰かに撃たれて墜ちていく。 そんな時はフウタと一緒に大慌てで身を隠すけど、俺が狩りをする時も、銃声を聞いた誰かが大慌てで隠れているのだろうか? いずれにせよ、インフラの壊滅した地上で自分と同じ人間に会うのは慎重になった方が長生き出来る筈だ。空から定期便が墜ちて来たら、嫌でも遭遇するだろうし。 こんな世界となった今では、巨大な塔とそこからもたらされる定期便の物資と技術がここに生きてる俺たちにとっての蜘蛛の糸だ。 あの塔へ行けばこの世界をちょっとでもマシに出来るんじゃないかと、何時も思う。
更新:2018/8/26
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とある少女が、淡白過ぎて話にならない少年の気を引く為だけに地球の命運を賭ける話です。
更新:2010/5/23
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突然だが人類は滅亡した。俺を残して。 理由? 知るか。俺の日常を返せ。 核戦争後の大津波。機械生物の台頭で人類は残り一人となった。 人類最後の生き残りとなったレトロゲームマニアな主人公と、ランプから出てきた魔王様(♀)のユルイ日常に見えたラブコメ。 23日間の日刊連載。2012/4/14を持って無事完結。 2016/02/15大幅校正。加筆終了。スマートフォンでタブレットでお楽しみください。 2019/06/30改稿加筆。さらにタイトルを少し変更。Twitterでつぶやくと自動的にタグになるようにしました。
更新:2012/4/14
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夏休みを直前に控えた放課後、麻依の前に現れた少年。 あり得る筈のない出会いに、麻依は待ち望んでいた「終末」の訪れを予感する。 決して訪れることがない、「明日」。それを何度繰り返した事だろう。 夏の夕暮れ時。心が痛くなるほどきれいな夕日の中での、一瞬の巡り合い。 ――それは、「世紀末」ブームがすっかりなりをひそめた、一九九九年七の月の出来事。 空想科学祭FINAL参加作品。今年もSFを書かない奴(大汗)が参加していまーす。
更新:2012/8/19
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朽ち果てつつある世界、灰と鉛が混じったような色の空。 突如現れたネヴィアの前に、人類は何も出来ずただ蹂躙される事しか出来なかった。それを模した航空兵器”クジー”を手に入れるまで―――― ネヴィアに両親を殺された少女アムと、最愛の父親がクジーに狂って死んだ少女ケルトの、ハードボイルド後ろ向き百合ファンタジー。
更新:2012/7/26
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核戦争後の世界の一幕。 世界が焼けても空は変わらない。きっとそう。
更新:2012/7/17
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