子猫のナンナは、犬のブーウが散歩から帰ってきたら驚かそうと思って、紙袋に入り込んで隠れました。はたして、ナンナは上手に、ブーウを驚かす事ができるのでしょうか。 幼い子どもから大人まで楽しめる、可愛らしくて微笑ましいお話です。 以前短編として投稿した、「ナンナとブーウ」の続編です。
更新:2017/6/5
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子供の頃、友達とよくやった沢蟹取りの思い出を、できるだけ詳しく思い出しながら書き出してみました。ちょっと大げさですが、これが私の心の底にいつもある罪悪感の、ひとつの根源なのだろうと思います。
更新:2017/5/29
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末っ子のマーサは、お姉さんのアンジュが久しぶりに学校の寄宿舎から帰って来るので、玄関前の石段に座って待っていました。けれど、石段のすきまの砂の中に、小さくてきれいな貝殻がたくさん混じっているのを見つけたマーサは、それに夢中になってしまい……。 幼いマーサの、純粋無垢な言葉にほのぼのと心が癒されるお話です。 文学フリマ短編小説賞2017参加作品です。
更新:2017/5/18
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イタリアの水の都ヴェネツィアが舞台。骨董屋で少年が父から買ってもらった小箱には、『話の種』という、小話をしゃべる不思議な種が入っていて……。 少年たちの一期一会の出会いと別れを描いた、ちょっぴり切なく、忘れかけていた過去が懐かしくよみがえるお話です。
更新:2017/5/11
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私と犬のブーウが暮らす家に、子猫のナンナが仲間入りしました。小さい子どもでも楽しめる、ごく短い文章の、かわいらしく微笑ましいお話です。 動物を飼ったことがある方なら、新しい家族を家に迎えた最初の日の新鮮な感じを、思い出されるのではないでしょうか。
更新:2017/5/12
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小さな星が、わんわん泣いているのを聞きつけて、三人の天使たちがやってきました。 さびしさを抱えた人の心をなぐさめ、温め、癒して、ほっと笑顔にするお話です。
更新:2017/5/9
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ガリムンは、人の心に住んでいる小悪魔です。ガリムンが好きなのは、けんか、いじわる、失敗、泣きっ面、などです。でも、ガリムンには良いところもあって……。 明るく、真面目な、愛されやすい性質の人は、大丈夫。私が愛さなくとも、誰かが愛してくれるから。私は、愛されにくいというより、嫌われやすい性質を持った人の中に、善良で美しい性質を持った人がいる事を知っています。
更新:2017/5/10
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青い旗に誓って、若き女王となったモンタナーシュ。青い貴石に、夫への思いを誓ったネイラ。そして、青い空を夢見て、自由を取り戻したホーリィ。 瘴気溢れる死の平原で、三人がそれぞれ選び取ったものは——。
更新:2015/10/21
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作家のマヤさんは、ある日、どうしても小説のアイデアが浮かばなくなって、朝から家の中を右往左往。 アイデアが浮かびそうな方法を、あれやこれやと試してみるのですが、今日ばかりはなかなかうまくいきません。締め切りは今日の夕方なのですが、果たして、それまでに作品を書き上げることができるのでしょうか?【冬の童話祭2020】参加作品。
更新:2019/12/24
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朝日に消える儚き魔法は世界を変える。 魔法使いを国の宝とする壁に囲まれた王国。その端に住むルナリアは不思議な女の子。闇から光を生み出せます。炎の明かりにすら負ける儚い魔法です。でもこの魔法は秘密。父親と約束したのです。使えば大変な目に遭ってしまうから。 ところが人さらいに襲われ、ルナリアは力を使ってしまいます。魔女だと知られ待っていたのは、王立学校への入学命令。ルナリアは国の宝として入学し、宝石の埋まったなんでも叶う魔法の杖を与えられます。だけどこの学校はどこか変で……。 次々と明らかになる学校と魔法と王国の秘密。そしてルナリアはある選択をします――杖を捨て、国に背く選択を。
更新:2019/3/18
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