故人を迎え、もてなし送る『ホオズキ祭』。 かつては見送る駅が有名だったが、時代の流れと共に廃れていった。 今では寄りつく人のいない廃駅はホオズキの提灯にほんのりと照らされ、故人を送り出す。 ホオズキ祭で再会した元恋人。 元恋人の妹から渡されたICカード。 忘れられずにいた感情が蘇り、元恋人も同じ気持ちで。 残された僅かな時間、お互いに望むのは「ずっと一緒に」。 ホオズキの提灯に照らされた道をただ堕ちていく。 握ったICカードの感触を確かめながら。 『夏のホラー2020』、『夏の光企画』参加作品です。 『二人だけの閉じた世界企画』にも参加。 連載『浄霊屋』の「それぞれの在り方(待ち人)」から繋がるお話です。 このお話単体でもお楽しみいただけます。
更新:2020/8/25
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
およそ青春と呼べる全ての物を犠牲にし、そこそこの会社に就職した一成。他の同窓生よりもエリートコースに乗ったはずだったのに、現実は五月病を引き起こすほどに思惑とは掛け離れた日常だった。 先輩に無理やり飲まされ、虚しく終電を見送った一成の前に一台の電車が滑り込む。 電車が着いた先は…太平洋戦争で焼失したはずの京浜急行平沼駅だった。 横浜大空襲前夜…一成は一人でも多くの命を救おうと奔走する。
更新:2020/8/20
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
2020年8月15日、この日は深夜、謎の電車がホームに入ってくるという。僕はどうしてもその電車をひと目見たくなり・・・
更新:2020/7/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。