3百年前に滅亡した、セントリーズ王国最後の王女だった記憶があるアンナは、ある日、人伝に噂を聞く。それは、かつて婚約を結んでいた王子が、王女の生まれ変わりを捜しているというものだった。彼は、キール・ベルフォルマという商人に生まれ変わり、容姿も王子の生き写しだという。居ても立ってもいられなくなったアンナは、旧王都へと旅立ち、着いたその日にベルフォルマ商館を訪ねるが、自称王女を名乗り出る者が、後を絶たなくて迷惑しているのだと、門前払いされてしまった。
更新:2017/1/14
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
伯爵令嬢リゼット・ハーシェルは、幼いころから従兄のフィリップに片想いをしていた。けれどその想いは、社交界デビューによって叶わない夢であることを知る。そしてデビュタントであったシーズンも終わるころ、父から縁談があることを聞かされたリゼットは、長年の片想いに終止符を打つために、憧れていたラストダンスをフィリップに申し込む。 失恋の痛みを引きずったまま顔を合わせた縁談相手は、静かな佇まいが印象的な若き辺境伯、アルバート・ノイマン。何かを抱えているように見えるアルバートと、リゼットは少しずつ向き合っていく。 政略で結ばれた婚約は、リゼットに何をもたらすのか。 *西洋をモデルにした、架空の国が舞台です。国や人物の名称は、語感を優先したため複数の言語圏のものが混ざっています。ご了承ください。 *3/29 完結しました。
更新:2021/3/29
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
本屋で働くシェリーは、ある日突然、本当の父を名乗る人物からの手紙を受けとる。そこには「君には高貴なる血が流れている」と書かれていた。しかしシェリーの両親は健在で二人とも庶民である。シェリーは手紙の内容をまったく信じなかったが、気味は悪い。そこで本屋の常連の男爵子息でありながら無類のミステリー好きというアーネストに手紙を見せてみた。アーネストは手紙に興味津々で、積極的に真相を暴こうと行動する。 ※アルファポリスにも投稿しています。
更新:2020/4/19
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
家の間で持ち上がった縁談を勝手にいじられ、一方的に別の人と婚約を結ばされたエルマー。相手のニコラは憤慨しすぐにこれを断りたいと言うが、対するエルマーは落ち着き払っていて…。 ※国と時代の設定は緩めです ※ドキドキ要素は薄めです ※性格の悪さは出ますが、秀才の設定を活かせる展開は一切ありません
更新:2020/7/24
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。