夫が浮気? 堅物だと言われている警備隊隊長である夫のサイモンがある日、朝帰りをした。嫌な気持ちがあふれだすけど、フェリシティは気持ちを落ち着かせる。 夫のことをよく知っているし、信じている。 だけど理由を聞いたフェリシティに返ってきた返事は十分納得できるものではなくて――。 隠し事をしているように見える夫にフェリシティの気持ちは頑なになっていく。 夫婦仲はぎくしゃくしはじめた。
更新:2020/6/22
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ローリング伯爵家の長女シェルビーは頭を抱えた。父親が騙されて多額の借金を抱えたのだ。爵位を返上するしかないのかと悩む中、茶会で聞いた側室のことを思い出す。 この国の王族は初代国王と聖獣との逸話があり、聖獣の血を引くため子供ができにくいという体質らしい。そのため側室を娶り、子供ができた側室を王妃とする古くから続く習わしがあった。とうとう9人目の側室が後宮をさり、王太子は10人目の側室を募集しているという。 側室になれば、支度金、給金、さらには後宮から下がる時に今後のための金品が支払われる。シェルビーは借金返済をするために10人目の側室になることを決めた。家族のために側室として後宮へ入る。 ところが王太子は初夜をすっぽかした。 ※一部、指摘があり内容を改変しています。大まかな流れは変わっていません。
更新:2019/12/11
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わたしは悪役令嬢なの。もうかれこれ、100回以上繰り返しているわ。100回を数えたところで数えるのはやめてしまったけど、これだけ繰り返しているんだもの。悪役令嬢としてはベテランの域よ。 夜会でのワイン掛けだって、華麗に決めることができるし、嫌がらせは面倒だから噂を流して、学園内で罵りパフォーマンスしてそれっぽく見せるのも大得意。でも、階段落ちは苦手だからなるべく避けているわ。だってあれ、難しいのよ。今までも成功率が低くて、数回しか上手くいっていない。 今回も上手く悪役令嬢をこなして、勘当後の人生をまったり過ごすの。 でもね。 本当は、彼にずっと愛してもらいたい。 だって、わたしは彼を愛しているんだもの。
更新:2017/12/2
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ずっとずっと雨の中、待っていた。 だって、約束していたから。だけどノエルは来なかった。 わたしは諦められなかったけど、暗くなってきたし体も冷たくなってきた。仕方がなく治療院に帰ると、沢山の患者がいた。やけくそに、来る患者をどんどん精霊魔法で治していった。 あれ? わたし、死んでる? え、精霊(猫)になった? そうか、雨に打たれて流感に罹って、魔力足らなくて、死んじゃったのか。 最後にノエルに会いたかったな。 というか、死ぬ前に出した愛溢れる手紙、死んだ後に届いたらただの呪いじゃない? やば、ノエルが読む前に、回収しなくちゃ!!!
更新:2017/12/1
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姉が事故で死んで3年。姉の婚約者との婚約が決まった。 姉の婚約者は愛人がいる。学生の頃からの付き合いらしいが、8歳年下のわたしには全く知らない男だ。そう、彼の愛人は男なのだ。当然、侯爵家の跡取りを産むことはできない。 だからわたしが姉の代わりに婚約す羽目になったのだが……こんな姉をぞんざいに扱った男、冗談じゃないわ。でも両家の家の状況からすると、最終的には結婚するしかない。だったら、条件を付けて結婚したらいいじゃない! この2人に苦難を乗り越えた真実の愛というものを見せてもらおうじゃないの。 わたしのちょっとした嫌がらせ……ううん、復讐をご覧あれ。 ※すみません。ちょっとした嫌がらせに非常に近い復讐です。がっちり復讐ではないので、期待している方はご注意を。
更新:2017/12/15
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