亜熱帯の、美しい海に浮かぶ、とある小さな島。 珊瑚礁にかこまれた豊かな海でユウナは泳ぐ。 海の底には死したものの魂の還る場所があると、島の人々は信じている。 海の底に沈み、たゆたう魂を守る「かみさま」と、「かみさま」に守られたユウナ。青い目をした灯台守のトキ。そして、未来予知能力を持つ星読みのリゼ。 リゼはユウナに「あなたには運命のひとがいる」と告げるが……。 ※短編「ゆびさきに星」とリンクしたお話です。 2015年・コバルトノベル大賞二次通過。 「カクヨム」にも投稿しています。
更新:2015/7/1
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午前0時、マンションのドアを開けると、世界は止まっている。 誰もいない、何も動かない、がらんどうの夜の街で、僕はみずからを「ロボット」と名乗る少女、カナと出会った。 第176回コバルト短編小説新人賞で最終選考に残していただきました。 ※陰惨ないじめ描写があります。苦手な方はご注意ください。
更新:2015/6/10
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中学三年、新学期。あたらしいクラスに転校生がやってきた。大橋陸。家庭の事情で小四のときに引っ越していった、あたしの、おさななじみ。 泣き虫で、いつもあたしが守ってあげてた、「子分」で「家来」の陸なのに、背がのびて、別人みたいに明るく強くなっていて……。
更新:2015/2/2
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大学生のまゆは、同じ大学の春田くんの紹介で、家庭教師をすることになった。 大人びた小学六年生、草馬くんと、その母の瑞穂さん。ちぐはぐな四人の、からまり合うそれぞれの思い。
更新:2015/1/30
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中二の倫太郎は、ある日、浜辺で倒れている女の子を拾った。 倫太郎と同じ中学で、同じ学年だという彼女だが、会話はどこかかみ合わなくて。 彼女、ミナミ、は十四年前、1998年からタイムスリップしてきたようだ。行くあてのない、戻る方法のわからないミナミをとりあえず自宅にかくまうことにした倫太郎だけど……? その昔、「ソングノベルス大賞」という公募に出した作品です。テーマアーティストの楽曲をひとつ選び、その曲をイメージした話を書く、という主旨でした。ちなみに、この回のテーマアーティストは「スピッツ」でした。 ※2012年に一度改稿してます。
更新:2014/11/22
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彼岸花の咲く田舎道、秋の日の午後。いつも見かけるあの男性は、ここで、いったい、何をしているのだろう――。
更新:2017/10/3
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女子中学生三人組が、バレンタインにチョコレートをつくるおはなし。 ※エブリスタにも掲載しています
更新:2017/2/14
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弱小ソフト部のピッチャー・夏海と、野球部エースの照井。 小学校時代は仲の良かったふたりだが、いつの間にか疎遠になっていた。 中学の卒業式を控えたある日、ふたりの距離が少しだけ近づいて……? 第165回コバルト短編小説新人賞・もう一歩の作品
更新:2014/11/7
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ことしはじめての雪が降った朝。あたしはへんてこなおじさんに出会った。 おじさんは、雪で飴をつくる職人で。ひとつぶ舐めると、ふしぎなものが見えるんだ。 第23回ゆきのまち幻想文学賞・予備選考通過
更新:2014/11/7
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