目覚めたら記憶がなかった。 なのに開口一番「あなたが好きなのは、金の髪のローレンス様ですか? それとも銀の髪のイージス様ですか?」と聞かれる。 なんかその問いかけ、どっかで聞いたことがあるような。 私の戸惑いなどガン無視で黒髪眼鏡の執事が話してくれたところによると、私は伯爵家の長女アイリスと言うらしい。 しかし、目覚めるやいなや、明日までに婚約者を決めなくちゃいけないとか、ムリゲーでしょ、何この世界。 十七歳の誕生日までに婚約者を決めないと家の名に傷がつくとか脅されるし。 何やら妹は企んでるし。 そもそも何故私は記憶喪失なの? 記憶を失う前の私は、どっちを選ぶつもりだったの? ----------------- アルファポリス様にも掲載しています。
更新:2020/7/10
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テンプレが嫌いなお嬢様は、婚約破棄も拒否し、 断罪が待ち受ける舞踏会という「ざまあ」のお祭りに準備万端で乗り込んで逆にやり込め、 それでもテンプレ通りにヘタレな王子を捨てたりはしませんでした。 だって、テンプレが嫌いだから。 だって、王子が好きだから。 懲りない小物な性悪小娘がまた乗り込んできたので、お嬢様は迎え撃ちます。 ====================== 一作だけのつもりが、三部作になってしまいました。 本作品だけでも読めるかと思いますが、下記作品の続編です。 「お嬢様、それは悪役のセリフでございます」 https://ncode.syosetu.com/n5096gc/ 「お嬢様、どんどん悪役が板についておられます」 https://ncode.syosetu.com/n8580gc/
更新:2020/4/13
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「ユージーン=エスライト! あなたとは婚約破棄させてもらうわ!」 「断る」 「なんでよ! 婚約破棄させてよ! お願いだから!」 伯爵令嬢の私、メイシアはユージーンとの婚約破棄を願い出たものの、即座に却下され戸惑っていた。 どうして? 彼は他に好きな人がいるはずなのに。 だから身を引こうと思ったのに。 意地っ張りで、かわいくない私となんて、結婚したくなんかないだろうと思ったのに。 ============ 第1~4話 メイシア視点 第5~9話 ユージーン視点 エピローグ ユージーンが好きすぎていつも逃げてしまうメイシアと、 その裏のユージーンの葛藤(答え合わせ的な)です。 ※アルファポリスにて掲載、完結済です。
更新:2020/9/16
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いつも本気で恋をしているのに、誰かの恋愛のちょうどいいスパイスにしかならずに終わる。 読者に嫌われる邪魔な脇役ボブ女という立ち位置から脱したいと思いつつも脱せない。 それなら、と邪魔な脇役ボブ女を仕事に(報酬は食堂の食券三日分)してみた女子高校生の話です。 少女漫画を読んでいるとコメントで邪魔なボブ女が総叩きにされているので、書いてみました。
更新:2020/1/6
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