小さな神殿を運営する下っ端女神のラスティーヤは、年々減っていく信仰に頭を悩ませていた。来たる新年参りでノルマを達成しなければクビ。もはや打つ手もなくなったラスティーヤは、若手の男神が運営する隣の神殿を見物しに行くことにした。
更新:2019/1/1
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
容姿端麗、頭脳明晰、軽やかな弁舌としなやかな身のこなし、程よい礼節を兼ね備え、非の打ち所のない好青年と評価を受ける、森に住む魔女の一番弟子。 これは、そんな弟子と魔女が繰り広げる、いつもと変わらぬ日常の一幕である。 「先生、おはようございます」 (魔女め! 今日こそ秘術を盗んでやるからな!) ……ちなみに言っておくと、人に見せぬその本性が、邪な野心に満ち溢れた性悪でナルシストなのが、彼の唯一で最大の欠点だった。 (他サイトに転載しています)
更新:2019/8/24
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
屋敷に侵入して金目のものを盗むため、金を持っていそうな青年に接近してちょっと恋愛ごっこをしただけのはずが、向こうが完全にガチで結婚を考えていたため話が噛み合わない。何とか逃げ出したい女泥棒が、様子のおかしいボンボン(多分)に敗北する話。 「わ、私はあなたの財産にしか興味はないんです!」 「なるほど、そういうところも好きになってくれたんだね。嬉しいなぁ」 (話が通じない……!?)
更新:2020/2/1
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
何でも、私の伴侶となる青年の祖国では、婚姻までお互いに姿を見せないとか、訳の分からない風習があるらしい。そこで私は、夜中の庭園で侍女のふりをして彼の姿を覗き見てやろうと一計を案じた。……ほら、まさかよりによって遭遇するとは思わないじゃない? (他サイトにも別タイトルで投稿しています)
更新:2018/7/23
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
(以下のあらすじは解答編に基づきます) 戦に敗れた一国の王子カナンは、捕虜を経て帝国の王女の奴隷となる。皇帝に溺愛され、大陸で誰よりも美しいと評される王女エウラリカは、可愛らしくも恐ろしい魔性であった。 エウラリカから持ちかけられた『自由の身になれる可能性』を目的に、カナンはやむなく恭順を示す。歪んだ形で始まった主従が傾きつつある帝国を駆ける、多層式ファンタジー。 第一部:若き将軍の視点から帝国で起こる数々の事件が語られる出題編と、帝都で暗躍する主従の関係を事件の真相とともに辿る解答編。 第二部:砂漠の宮殿を舞台にした連続殺人、そして醜悪な過去が顕になる前後編。 第三部:エウラリカのための完結編。 (他サイトにも転載しています)
更新:2022/4/14
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
前王夫妻であった両親が亡くなり、継母に虐げられる生活が始まって数年。薄らぼんやりとチキューのニポーンにいたときの記憶を取り戻した私は、特にチート情報も持っていないことを悟って、(比較的)大人しく生活をしていた。そんなある日舞い込んだ、隣国の皇帝との結婚話。どう考えても幼い頃に正体を明かさないまま交流した、あの少年である。……なんと、これは定番のロマンスの世界だったのか! それならきっと前世の記憶のおかげでかるーくクリア出来るはずよね。大丈夫大丈夫! だってこれはきっと物凄く単純な話で(嘘)愉快で楽しい仲間たちに囲まれて(本当)闇なんて一欠片もないストーリーのはず(大嘘)だから!
更新:2018/5/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
雪山での凄惨な事件から七年が経ったある夏、僕は血の繋がらない姉からの手紙を受け取った。再会した二人がそれぞれ秘めた思いと、許した人、許された人の物語。
更新:2018/6/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
吹雪の中で遭難した男を救ったのは、ひとりの少女だった。彼女は雪山に一人で住み、自らを『魔女』と名乗る。その日から雪山には二人が生活するようになった。 やがて訪れる別れの際に、彼女は、条件付きで魔法を解いた。 「魔法を解かないで」と魔女は乞うた。
更新:2020/1/10
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
記憶を持たないわたしは、森の賢者さまである先生の助手として、湖畔の家で穏やかな生活を送っている。先生は訪ねてきた人たちの悩みを聞いて、助言や解決策などを与えることを生業としているらしい。 これは、わたしたちの元へ持ち込まれたいくつかの願いと、先生が操る三つの呪いのおはなし。
更新:2022/8/28
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。