王太子の婚約者である公爵令嬢アメリアは、いつも微笑みの影に疲労を蓄えているように見えた。 王太子リチャードは、アメリアがその献身を止めたら烈火の如く怒り狂うのは想像に難くない。自分の行動にアメリアが口を出すのも絶対に許さない。たとえば結婚前に派手な女遊びはやめて欲しい、という願いでさえも。 たとえ王太子妃になれるとしても、幸せとは無縁そうに見えたアメリア。 彼女は高熱にうなされた後、すべてを忘れてしまっていた。 ※ざまあ要素はありません。 【他サイトにも公開あり】
更新:2021/11/29
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「縁談がきてしまいました。結婚する気なんてなかったのに」 「どうしてですか。結婚の何が嫌なんですか」 「結婚が嫌なのではなく、相手が嫌なんです」 変わり者といわれる令嬢は、いけないと知りつつも、図書館で出会った青年にひかれてしまう。しかし降って湧いた縁談のせいで、青年とはもう会えないことに。 【他サイトにも公開あり】 ※第10回ネット小説大賞一次通過作品
更新:2021/9/10
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翼ある女神を信奉する宗教が息づく世界。 幼い頃の事情により、男性のみが過ごす神殿で育てられ、そのまま下っ端の神官となり奉仕活動に日々勤しむファナ。実は女性であることを隠して男装しているが、先輩であるアルベルトにはその事実を知られている。 アルベルトはファナより十歳年長、弁舌さわやかで優秀な美貌の神官。普段は誰に対しても礼儀正しく厳格。 しかし、ファナの身に何かあると激情家の側面を見せる過保護先輩。 今日も、何かと巻き込まれ体質のファナが面倒事を持ち込んで……。 ※タグ等確認の上、苦手な要素のある方はご注意ください。宗教や薬の効用はフィクションです。 ※連作短編形式。十章以内で終わる予定です。 【他サイトにも掲載あり】
更新:2022/3/14
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王国の隠されたる罪。 魔との戦いに身を捧げた青年は、偽証によって陥れられ、地下牢に幽閉される。 それから月日は流れ、そこに知りたがりの姫君がたどりついた。 【他サイトにも公開あり】
更新:2022/1/11
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海辺の田舎町で、若手アーティストを招聘した芸術祭が開催されることに。 ある絵を見て以来、うまく「自分の絵」がかけなくなっていた女子高生・香雅里(かがり)は、招聘アーティストの名前に「あの絵のひと」を見つけ、どうしても会いたいと思い詰める。 だけど、現れた日本画家・有島はとてつもなくガラの悪い青年で…… ※喫煙描写があります。苦手な方はご注意ください。 【エブリスタ・魔法のiらんど・アルファポリスにも公開あり】
更新:2021/1/22
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王宮を守護する騎士団と魔術師団は、とある理由でここ数年いがみ合いを続けていた。 このままでは内戦になる、と危ぶんだ国王から「どうにかしろ」という命令が下り、騎士団長と魔術師団長の話し合いによって「政略結婚」という案が浮上。 指名されたのは女性初の副騎士団長となったシェーラ。男性との交際経験もなく「無理」の一点張りであったが、断りきれずに待ち合わせ場所に向かうことに……。 【他サイトにも公開あり】
更新:2021/12/24
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