ゴンドラの有名な海洋国家ランツァには、『泥棒伯爵』と呼ばれる宝石泥棒が出没していた。仮面を被り、鮮やかな手口で宝石を盗み、どこへともなく消えてしまうその泥棒に、警察隊も手を焼いている。そんな折、下町の食堂の娘ビアンカは、変わった少年リベリオに出会う。オペラの歌姫になりたいというビアンカの秘密の夢を応援してくれるリベリオだが、彼には『泥棒伯爵』と同じ特徴があって――(2012年コバルトノベル大賞、投稿作品です)
更新:2012/12/3
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どこにでもあふれているバレンタインのひとコマ、のようでいて現実にはなかなかないかもしれない風景のSSです。(笑)今日も自由な「あたし」と秀ちゃんの日常。
更新:2012/2/14
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未婚のまま亡くなった娘たちの妖精、『森の乙女』――ウイリの一番の下っ端であるフィーは、同じウイリたちからいつもいじめられている。怖がりで泣き虫なフィーは、いつものように言いつけを守れなかった罰として、とんでもないことを命じられてしまう。森の魔術師として恐れられる大男ヒラリオンの昼寝中に、彼の頬に口付けして来いと言うのだ。ところが、頬にではなく唇を合わせてしまい――眠りの森と呼ばれる不思議な森で繰り広げられる、優しい恋物語。(第160回コバルト短編小説新人賞、投稿作品です)
更新:2012/9/30
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十六歳の『あたし』は二十七歳のはとこ、修ちゃんに恋をしている。それはもう完全無敵な――切ないまでの片想いだけれど、それでもあたしはめげない。夢を実現し、カフェ店長になった修ちゃんの大事なお店『カフェ・カンタータ』に通いつめ、あふれる想いの丈をぶつける日々。さあ、お喋りはやめてお静かに――あたしと修ちゃんの攻防をご覧あれ。(第167回コバルト短編小説新人賞、投稿作品です)
更新:2013/11/29
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スペイン風架空国の、フラメンコと恋人たちのお話。 スペインのハロウィンとも言える時期の一日を描いた、拙作『太陽と海のカンテ』の後日談です。(読んでいない方にもわかるように書いたつもりです)
更新:2013/11/1
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足が不自由な私のことを愛し、優しくしてくれる婚約者の宗一郎さん。彼の屋敷で暮らし、結婚の日を待ちながら、私は正体のわからない不安を感じていた。毎晩訪れる、美しい異形の恋人と重ねる逢瀬のことは、昼間は覚えていないのだ。繰り返されるごとに大きくなる罪悪感と、相反する背徳の悦び。秘められた時間は自身ですら知らなかった真実の心と記憶を呼び覚まし――昭和初期を舞台にした、妖しいダークロマン。(第166回コバルト短編小説新人賞、投稿作)
更新:2013/9/30
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ありがちでべたな、でも現実にはなかなかないかもしれない、幼馴染のバレンタイン。クール男子X元気っこヒロインの日常――の、ちょっとどきどきな秘密についてのお話です。微糖。(拙作「義理で遊びでごっこなチョコの、小さな主張」の続編ですが、単品でもお読みいただけます。ヒロイン目線の前作から変わって、こちらはお相手の男の子目線です)
更新:2014/2/5
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あたしの彼は、バリスタだ。人気カフェのイケメン店長、修(しゅう)ちゃんとあたしははとこ同士で、付き合い始めて半年の仲。バイトとして雇ってもらったはいいけれど、仕事熱心で真面目な修ちゃんはとってもクールで、クリスマス・イブの今日もつれない。とてもロマンチックなデートなんて無理だとあきらめていたあたしに、修ちゃんが用意していたサプライズは――(拙作『コーヒー・カンタータ~お喋りはやめて、お静かに~』の続編ですが、独立して読めます)糖度大幅アップのクリスマス短編、お楽しみいただけましたら幸いです☆
更新:2013/12/20
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