ミミは十二歳の女の子。 口下手で引きこもり。自宅のロボット工場に閉じこもって生活していた。 あるとき、メイドロボットの完成品の中から、《感情》を持っているロボットを発見した。普通と違うそのロボットたちは、人の心の痛みを理解できて人間と変わらない。ミミは彼女たちを脱走させようと決意する。問題は、工場の独裁者《ジェームズ》という青年工場長をどうするか……。
更新:2016/8/7
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【少女小説】王子の臨時教師になった学者の娘マイヤは、王子に剣術指導をしている騎士ビゼーに出会う。ビゼーはマイヤの分析力を見込んで、音楽を使ったある変わったことを頼み込む。やがてビゼーは戦場に赴くことになるが――。第153回コバルト短編小説新人賞「もう一歩の作品」。投稿時のまま、改稿なし。
更新:2012/8/28
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恋占いの的中率99パーセント! 学校には秘密で占いの館で働いていた麻那(まな)の元に、クラスメイトの男子が現れた。 その男子の運のなさに麻那は呆れた。誰と占っても恋愛成就せずの結果しか出てこない。試しに自分と占っても恋愛成就せず。この男子は誰と運命の糸がつながっているだろう。むしろ麻那はこの男子に興味が出てきた。
更新:2016/4/4
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手の平サイズの神様は、結婚相手を探して墓を掘り返していた。 その墓場で出会った圭子に、「何でもお願いごと叶えてあげるから。3回までだけど」と、プロポーズすれば、思わぬことに了承された! しかし、彼女の三回目のお願いは「離婚」。 弄ばれたと憤慨する神様は、けれど、もう圭子以外を花嫁とは考えられず…… 「棺桶まで迎えに行ってやるよ」 コミカルで一生懸命な、ヘタレ神様の恋。
更新:2016/3/13
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学校の裏山に隕石が落ちた! ……らしい。 冒険くらぶ部長の優奈は、隕石探しに出掛けたかったのだが、部員が自分一人だけのために怖くて山に入って行けない。こんなことではライバルの探検部に先を越される。 困ったあまり、優奈は隣のクラスの転校生に声を掛けた。変わり者で、B組で仲間外れにされていた彼は、会ってみるとユーモア溢れる少年で、おまけにかっこいい。優奈はうきうきして、彼と隕石探しに裏山に入っていったのだった。 コバルト短編で「もう一歩」でした。
更新:2016/2/1
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都から遠く離れた山里ゴヒャンに、さびれた茶園がある。 茶園の娘、翡翠(ビチュイ)は、ある日、見知らぬ男と出会う。 彼は都では「毒茶」とそしられる、ゴヒャンの茶がほしいと言うのだった。 彼の正体は、世継ぎの王子さまで…。
更新:2013/1/31
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春祭りと呼ばれる祝祭で、女の子は好きな人にお菓子を贈って告白する。でも、ハンナの作るお菓子は、何もかもが壊滅的。思い出のクッキーを焼くたびに、酸っぱい匂いや辛そうな匂い、たまに腐ったような匂いがする。ついたあだ名は「殺人菓子職人」だ。そんなハンナに、最近越してきたばかりで、お菓子作りが得意というロイが作り方を教えてくれることになって──。第161回コバルト短編小説新人賞の落選作です。同名義のblogに転載しています。
更新:2012/12/14
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「別れたいんだけど」 唐突に突きつけられた言葉。咄嗟に返す言葉を見つけられず、私は黙り込む。 シュウタにフラれた希美が出会ったのは、バイト先のコンビニ店員定宗だった。 恋愛風味なコメディ作品です。 コバルト短編投稿作品。
更新:2012/12/4
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何かある日はかならず雨降り。 ドラマチックな日は雨と共にやってくる。下校時に、傘を忘れて下駄箱の前。もちろん計算したわけではないけれど、男の子が傘に入れてくれた。運命と時間は理不尽で雨のように冷たい。でも、きっといつか辻褄が合う。そう信じて……。 コバルト短編で「もう一歩」でした。
更新:2015/6/2
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