他国出身ながら、王女で魔法使いのウルリカは、王子で軍人のロベルトを兄と慕う。そのロベルトの理想が、そのまま形になったような少女エセルの存在を知りながら、ウルリカはずっと黙っていたのだが……何の因果か、ロベルトがエセルを視界に入れてしまって──。えんため大賞ガールズノベルズ部門 第13回<二期>の一次通過作を改稿、改題したものです。連載中の小説blogから転載しました。
更新:2013/7/9
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春祭りと呼ばれる祝祭で、女の子は好きな人にお菓子を贈って告白する。でも、ハンナの作るお菓子は、何もかもが壊滅的。思い出のクッキーを焼くたびに、酸っぱい匂いや辛そうな匂い、たまに腐ったような匂いがする。ついたあだ名は「殺人菓子職人」だ。そんなハンナに、最近越してきたばかりで、お菓子作りが得意というロイが作り方を教えてくれることになって──。第161回コバルト短編小説新人賞の落選作です。同名義のblogに転載しています。
更新:2012/12/14
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エヴァは魔法学校に通い始めて三ヶ月の新入生だ。事情があり、勉強がおろそかになっていた彼女は、退学の勧告を受けてしまう。その直後、最上級生の少年が魔法を使っているところに出くわす。彼の助言を素直に実行したエヴァは、次の試験で学年最下位から一位へと、一気に躍り出る。
更新:2015/1/24
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村を襲われ、家族を失ったパリーは、襲撃者の仲間に助けられる。その時、「パルヴァーネフ」という本来の名を彼に告げ、その名を捨てた。逃げた先でキャラバンに助けられ、姉の名である「ナスリーン」として生き始める。いつか、助けてくれた彼に礼を告げるために。そんなある日、興行で立ち寄った街で、「パルヴァーネフ」を探す青年と出会い──。
更新:2015/1/10
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ベアトリスは、兄以外の同居家族に疎まれている。たまたま街で手にしたビラで、騎士団をひとつ新設するにあたって、腕に覚えのある女性を大々的に募集していた。母親譲りの弓の腕と、兄から教わった剣技を携えて、ベアトリスは素性を隠し、騎士団の試験を受けに行く。しかし、うっかりから、兄が貴族と知られてしまい、新設騎士団の団長候補に抜擢されて──。 第14回えんため大賞ガールズノベルズ部門、一次通過作に手を加え、新たに続編を加えたものです。水曜と日曜に更新しています。
更新:2015/3/18
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辺境伯令嬢のドロシーは、ある朝、国の王太子の婚約者である姉が、自分の婚約者と駆け落ちしたことを知らされる。王太子に呼ばれて出向けば、ドロシーが代わりになれば姉のことは不問にすると言われた。けれど、ドロシーは、姉たちに厳罰を望む。そして、婚約については承諾するものの、すぐに公表はしないで、姉がきっかけで近づいたように装いたいと願い出る。
更新:2015/2/23
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王の娘として生まれながら、母親の一族を背負うべく、王女と公表されていなかったアリーチェ。彼女は五歳から修道院で暮らしている。ある日、久しぶりに会いに来た母に、数人分の毒を頼まれた。それを渡した翌日、胸騒ぎを覚え、隠し通路を使って城へと出向いたアリーチェは、出口で他国の軍人と遭遇する。彼に案内されるまま、母親たちの遺体と対面し、気を失ったアリーチェを、軍人は自国へと連れ帰り──。 2013年度コバルトノベル大賞一次落ちの作品です。
更新:2013/11/30
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オルキデア王国には、たくさんの魔女がいる。彼女たちは、王女が生まれると城へ招かれ、王女に一人がひとつの祝福を与えるのだ。ところが、第二王女シエロは、王家と魔女のすれ違いによって、力のあるその魔女に呪われてしまった。以来シエロは、家族と限られた使用人以外とは、一切顔を合わせない生活を送っていたのだが──。 2012年度コバルトノベル大賞一次落ち。同名義のblogからの転載です。
更新:2013/11/27
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着々と領地を広げるリューグナー王国の、将軍クレト。『英雄』と呼ばれる彼に、イステラーハでたった一人残った王族のファルリンは、リューグナー王国へと連れていかれる。だが、少しずつ知る彼は、噂に聞くような人となりとはかけ離れていて……。 コバルトノベル大賞、選外作です。
更新:2013/8/20
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女王国アウリンクッカ。この国最強の騎士である母と、魔術師の父と。両親の主や、祖父母代わりの人たちに囲まれて、双子のユハナとユリアは仲良く育った。長じてユハナは、母と同じ騎士の道を。ユリアは父のように魔術師へ。二人が十歳になった年、次の女王となるエルミが生まれ、二人はエルミの騎士と魔術師になり、他とは違う特別な服を身にまとった。これは、一国の中枢で、愛妻家集団が巻き起こす、軽いドタバタほのぼのコメディ風味+たまにシリアスのファンタジーです。 同名義によるblogからの転載が完了しました。今後は不定期更新です。
更新:2015/1/21
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