婚約者が聖女と駆け落ちした。と同時に、クラウディア・ローゼンハイムには新しい婚約者が紹介される。新しい婚約者は「オオカミ王子」ことイザーク・ランペルツだった。 オオカミ王子は口が悪いし、意地悪でちっとも優しくない。昔から、顔を合わせれば喧嘩ばかりだった。 犬猿の仲である彼と、今更仲良くなんてできるんだろうか? ……だけど、婚約者になった彼は、何だか今までとは少し違う。もしかして、優しくしてくれてる? 何なの。そんなの、すごく調子くるう。 婚約破棄から始まる新しい恋物語。
更新:2023/12/24
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「あなたが好きだ。報われることがないと分かっていても、心が奪われて、抗えなかった。何度繰り返しても、この気持ちは変わらない」 ウィルフレッドは、第二王子セオドリックの婚約者、アシェリーをひそかに愛していた。 ある日アシェリーは階段から転落し、記憶を失ってしまう。セオドリックとの婚約は破棄となり、アシェリーはウィルフレッドと共に静養地へ向かうことになった。 しかし二人は再び不幸に見舞われる。必ず守ると誓ったのに、ウィルフレッドは自分の気持ちを打ち明けることもできぬまま、命を散らしてしまった。 そして鐘の音が響き渡る時、ウィルフレッドの生がもう一度始まる。
更新:2022/10/6
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ユアン・ラングハートは十八歳で成人し、十年前の戦争で亡くなった父親と同じようにアスファリア騎士団に入団する。 彼は父親を亡くしただけでなく、育ての親である伯父の手により、母親とも離別していた。 名家であるラングハート家にふさわしい人間になるよう、ユアンは伯父から教育されたが、それに応えるユアンの心は疲弊しきっていた。 しかし騎士団に入団後、ユアンの運命は大きく動き出していく。 疲弊しきったユアンの心は、果たして救われるのか。
更新:2015/10/3
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「会いたい。もう一度だけでいい、会いたい」 ヴァレン王国とカドリア王国の戦争のさなか、娼婦として、また仲間の娘たちを守るために自ら剣を取って生きてきたアニエスは、ヴァレン王国の貴族アンリ・ディア・エストレと出会い、その身を保護される。アンリのはからいで娘たちの生活は保障され、それを機にアニエスは自分がずっと秘めていたある目的のため、アンリの従者となった。 絆を深めるアンリとアニエス。しかしやがて、皮肉な運命が明らかになる。引き裂かれる二人の想いは、報われるのか……。
更新:2016/8/5
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「君を愛することはできないと思う」 レナートは婚約者に告げた。 だがその非情な言葉に、セラフィーナはにっこりと笑って理解を示す。 婚期が遅れた『訳あり』令嬢は、一体何を考えているのだろうか? 悲しみも、いつかは思い出に変わりますように。
更新:2018/8/2
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伯爵家のユーリイと富豪の娘リーディアは親が決めた婚約者同士。 ユーリイのことが大好きなリーディアだけど、ある日彼が自分のことを「我侭」と言っているのを聞いてしまう。 嫌われているのならと、リーディアは彼に婚約破棄を申し出るが……。
更新:2017/5/25
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ミアは同じ騎士隊のアレンにずっと恋をしていた。 自分とは身分の違う彼に想いを打ち明けることはできず、ただ側にいられるだけで良いと思っていた。 しかしある時、アレンが自国の王女と婚約するという話を聞いてしまう。 アレンの側にすらいられなくなることをミアが覚悟したある日、ミアの目の前でアレンが記憶を失ってしまう。記憶喪失の彼の前で、ミアは思わず恋人のふりをしてしまった。 一夜だけでいいから。ミアにはその気持ちを抑えることができなかった……。
更新:2017/4/17
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「クリストフェル殿下に、必要以上に近づかないで」 アリシアは、婚約者であるクリストフェルに馴れ馴れしくしているエミリーに言った。 だがエミリーは、アリシアのことを『恋を邪魔する悪役の令嬢』だと言ってせせら笑う。 翌日、学園では「アリシアがエミリーを泣かせた」と噂になってしまっていた……。 そしてアリシアは聞いてしまう。エミリーの嬉しそうな声を。 「――じゃあ、クリストフェル殿下にとっては、アリシア様が一番じゃないんですね」
更新:2020/9/13
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「ジェニー、俺のつがいになって」 「私、冗談を聞いている暇はないんだけど」 特別治安部隊に務めるジェニー・ブラックウッドは、ある日自宅の前で迷い犬を拾う。 随分大きな犬だと思ったら、狼、いや人狼だった。 カミーユと名乗った美しい人狼は、魔力を失って無力だから助けて欲しいとジェニーに請う。 仕方がないから保護すれば、抱きつくわ、キスするわ、ジェニーのペースは乱れっぱなし。 それでも職務のため、カミーユのため、ジェニーは奔走する。 カミーユの魔力は戻るのか。そして二人はつがいになれるのか!?
更新:2017/5/19
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クラネス・ロヴェルは、ある日父から縁談をもちかけられる。相手は、宰相の長男であるグレン・ラングハートだった。 黒い貴公子(ブラック・プリンス)としてその名を馳せるグレンは、アスファリア騎士団の第二師団長である。クラネスは凡庸な自分が、なにもかもが完璧なグレンには不釣合いだと固辞するが、一度は会ってみろという父の言葉に、結局従うことになる。二人は半年間の婚約期間を設けることになった。 王宮の蔵書館で司書として働いていたクラネスは、ある時、ファントムと自称する盗人からその身を狙われることになるが……。 同シリーズである、前作『ドライグ・ラグーン』と同じ世界を舞台としています。
更新:2016/7/20
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