人間から悪魔になり英雄として崇められている飛天夜叉王丸。彼の周りには常に大勢の妻たちと従者がいた。この物語は飛天夜叉王丸の生涯を書き記したものである。少し大人な表現が出たり最後までって所もあるので、自主規制でお願いします。
更新:2010/1/9
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湿気が支配していた6月から猛暑が支配する7月。 夜となっても誰もがハンカチか日傘を片手に歩く中を一人の娘が歩いていた。 茶色の髪に白い肌と黒より若干だが色の薄い紺色の瞳をした娘・・・織姫夜姫。 都内の公立大学に通う2年生で劇団員でもある。 そんな彼女はある日、夢を見た。 三国志の時代に行き、英雄たちから求婚されるという夢。 そして自分が戦闘をしている夢だった。 幼い頃からそんな夢は両手で数え切れないほど見て来たが、今回はハッキリと風景などが見えた。 ただの夢だと思っていたが、英雄達に求婚される所は女として憧れる所であった。 そして翌日、彼女は次の劇で着る着物などを一人、徹夜で仕立て上げた。 それを着て着心地などを確かめると・・・・光に包まれた。 『ついに見つけました・・・我らが姫君』 誰かの声と共に夜姫は意識を失った。
更新:2015/10/19
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フランス一の港町であるマルセイユ。 そのマルセイユに建つビルの屋上に一人の女性がライフルを構えていた。 旧ソ連製でオートマチックのドラグノフSVDだ。 スコープ越しに見える人物はクラシックな車を運転している。 狙いを頭部に定め、引き金を引こうとした所で男はこちらを振り向くと笑顔を向けて来た。
更新:2011/4/3
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マルセイユの丘にある白い家。 そこにはヨーロッパを支配する“伯爵”と女性が2人ほど共に暮らしている。 そこへ見知らぬ男物のスーツを着た女性が伯爵と共に現れた。 そして伯爵を狙う者が居ると言う情報が耳に入った女性達は自らの手で始末する事にした。
更新:2011/4/5
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雨が降り注ぐ中で、一人の青年が黙々と足を進めていた。 軍服に身を包んだ彼は腰に1本の剣をぶら下げて足を止めた。 目の前には黒い墓石がある。 その墓石には愛する妻の名が書かれていた。 男はいろとりどりの花が供えられている中に自分が持って来た花を供えた。 不吉な色と忌み嫌われる紫色の花だ。 だが、この花は初代国王が妻に求婚する際に送った花と知られている。 また亡き妻に対する贖罪・懺悔も込めて墓石に供えたとも言われている事から死者に手向ける花とも知られている。 花の名はファミレス。 「私の光」を意味する花であると同時に「贖罪・懺悔」も意味する花である。 墓石に花を供えた男は悩みに悩み抜いた自身の決意を墓石に告げた。
更新:2011/2/27
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愛しい貴男・・・私に喜びを与えてくれた男。 私は貴男の為に死んで行く。 でも、それで構わない。 私に喜びを与えてくれたから・・・・・・ 例え私を利用する為でも構わない。 私が貴男を好きだという事に変わりは無いから。
更新:2011/10/31
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俺は海が一望できる丘の上に剣を突き立て左手をポケットに入れた。 「・・・ここなら海が一望できるぜ」 そう俺は剣に語り掛けた。 答えなど無いが、それでも俺は語り続けた。 そうすることで彼女が笑ってくれるかもしれないから・・・・・・・・ 100万ドルの価値がある笑顔。 一瞬だけしか見せなかったが、あの笑顔には100万ドルの価値がある。 もうその笑顔が見れないと思うと残念だ。 だが・・・・・・・ 「自由になれたんだろ?姫さん」 彼女は自由を渇望していた。 死んでそれは叶うと言う酷い結末だが、姫さんは良いだろう。 部下が来るまで俺は姫さんに語り続けた。
更新:2011/10/11
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江戸中期、徳川吉宗の時代に天下を騒がせた大盗賊、日本左衛門が処刑された。関東から関西を股にかけて荒らし回った大盗賊。しかし、“盗みはすれど非道はせず”の真の盗賊の信念を貫き通した義賊。日本左衛門が処刑されてから時は流れ、現代になった頃に物語は遡る。京都市内の学校に通う高校一年生の荻原沙耶。彼女は、ふとした事で処刑された日本左衛門を甦らせてしまった。甦った日本左衛門は、戸惑う沙耶を無視して付き纏う始末。俺様野郎だが、非道を嫌う盗賊と現代に生きる少女の物語。
更新:2008/3/4
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魔界の首都、万魔殿にある魔天楼では、二人の男が睨み合っていた。 一人は魔界の英雄、飛天夜叉王丸。もう一人は彼の父親であり皇帝のベルゼブル。 軍の演習に参加しろとベルゼブルは言っていたのだ。 それが夜叉王丸を新たな女難の日々となる。 悪魔な男爵の三部目です。 二つに比べて、章数が少ないですが、悪しからず。
更新:2010/5/29
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