王と十七の侯爵が国を治める、異世界での遊郭、皐乃街(さのまち)。 零落して売られて来た貴族の娘、香月(こうげつ)は客に不人気で辛い日々を送っていた。 そんなある日、彼女は客となった一人の青年に出会い、優しさに惹かれていく。 だがそれは、街を揺るがす大事件への入り口だった──謎めいた客に翻弄されながらも、様々な生き方を見せる遊女達の姿を描く物語。
更新:2010/6/7
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陶(とう)家の名を持つ一族が支配する、ある東の異文化交じり合う国。領主の館には「六天楼」という名の後宮があった。 若き陶家次期当主碩有(せきゆう)は、屋敷内で祖父戴剋(たいこく)の新しい側室・翠玉(すいぎょく)と出会う。 数年後祖父の遺言により、碩有は翠玉を妻として迎える事に。 「私はお飾りの妻なの?」 当初遺言に反発していた翠玉だったが、自分に触れようとしない碩有の態度にやがて疑惑を抱き……。 二人それぞれの煩悶と、陶家に関わる様々な人々が織り成す物語。 一部ずつで完結形式、第二部完結。
更新:2011/9/12
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巷は秋ですが、冬のお話です。 ちょっと大人向けの短編。 夫婦でも、わからない事はわからない。
更新:2010/9/28
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王と十七の侯爵が国を治める異国の物語、番外編その弐。 女好きの国王・楠(くすのき)とその后にして研究しか頭にない無感動博士・玲彰(れいしょう)がメインの話です。 色んな意味でやや大人向け。 時間的に本編「柳里の華」と「禄遒の奏」の間の出来事です。
更新:2011/2/13
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昭和の元号を迎えて七年、庭師の亮は得意先のお屋敷で一枚の絵画に出会う。 「田安さん、こんな話をご存知かしら」 作者はうら若き乙女、彼女が画で紡ぐ不思議譚の行方は。 (別館作品「夕顔」の登場人物、亮(あきら)と「香炉」に登場する伊村の短編です。PDF推奨、漢字多めに付ご注意ください)
更新:2011/9/17
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『柳里の華』の番外編、国王楠と玲彰の話。 王と十七の侯爵が治める、異世界の王宮。 数え切れない程の女性と関係を持ってきた王と、研究にしか興味を持たない無感動な女。 どうせ女は皆同じだろう。 気まぐれで選んで、耐えられずに一旦は手放した。 その妻と、ふとした折に彼は再会する──
更新:2010/7/10
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