令嬢シィル・アムンゼンは人の想いが花になって見える。 帝国の夜会で知り合った青年貴族の背には、敵意・殺意・怒りの花が咲き誇っていた。 声をかけて事情を聴くシィル。へぇ、そんなことが。でも少し待ったほうがいいです。今から、きっとあなたの望むことが起きますから。婚約破棄の裏で起きたそんな一幕。青年の悩みを華麗に解決した彼女は社交界の雑踏に消えていった。 共感覚《フラワー・ヴィジョン》 彼女はその体質のせいで、貴族社会に嫌気がさしていた。 1人静かに、書物に囲まれて暮らせればいいのだけれど。 上流階級社会にうごめく思惑は、彼女をほって置かず、次々と事件に巻き込まれていくのだった。 カクヨム様でも公開しています。中編。完結保障
更新:2023/4/27
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。