ウィリアム・クロックには前世、男子高校生だった記憶がある。 だからなのか、彼には一つ不思議な現象が起きていた。そう、なぜか人間みんなの頭の上に小人がみえるのだ。 なんだこれ…? ウィリアム以外には見えないらしいその小人は触れることはできないが、まるで感情を表すような動きや表情をするのだ。 そんなある日、ウィリアムに婚約者ができる。ひんやりとした無表情。だがしかし、頭上にいる小人はとても正直だった。 これは感情が見えるウィリアムがただひたすら婚約者に対して、悶えつつ愛でるお話。
更新:2020/3/21
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僕が恋をする相手、桜木桃香はとても可愛い。 彼女は、よく他の女子から嫌がらせを受けたり、避けられてひとりぼっちになっていた。 そのため、彼女のことを気にかける男子が多くて、中でも僕含めた四人が守るように常に彼女の側にいるようになった。 桜木さんは僕たちに「好きだよ」って言ってくれるのだけど、ふと気付く。 「よく考えたら、これって四股されてるってことじゃない?って」 「今更ですか、先輩」 僕の相談相手、九条涼花はただ呆れたような視線を僕に向けた。
更新:2020/12/18
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六歳のとき、姉がこっそり書いて隠していたノートを姉がいない間にこっそりと読んだ。 そこに書かれていたのは、おとめげーむという話とその設定。 そしてその頃、隣の領地へ向かうことになったのだが、そこには偶然にもノートに書かれていた人物が住んでいた。 そして私は決意する。 私が悪逆非道を繰り返すようになる彼、ルーベルトを倒すのだ!と。
更新:2020/4/10
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ある日、空から妖精様が降ってきた。 十歳の僕は、受け止められずに倒れこんだ。 その妖精様はジェシーと名乗り、度々僕の前に現れるようになった。 十八歳、婚約者がいないことに悩む僕にジェシーは言った。 「私が婚約者になるわ!」 これは妖精な彼女と僕のお話。
更新:2020/4/8
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十歳の頃、私は淡い初恋をした。その日から滅多に王都へ来ない彼を思い出し、ついつい同じ黒髪を持つ人物をよく目で追っていた。 そんなある日のこと。父が機嫌よく、満面の笑みを浮かべて帰ってきた。そして出迎えた私の顔を見てこう言ったのだ。 「アリシア!縁談を決めてきたぞ!だから頑張るんだ!」 「え?」 頑張る、の意味がわからず首を傾げた。 その次の日、その人物がやってきた。 そして気づいた。父の言っていた頑張る、の意味を。 お父様、もしかして勘違いしたの!? 彼は私の初恋の相手と同じ黒髪を持つ人物だった。
更新:2020/7/22
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