僕の推し”犀川(さいかわ)あぐり”は人気急上昇中の現役女子高生アイドルだ。対して彼女を推す僕”雛木(ひなき)ユウ”は単なる陰キャのアイドルオタク。アイドルとドルオタ、その関係は永遠に変わらないと思っていた――「あたしと付き合いなさい!」犀川さんが僕に告白してくるまでは! 推しが男と恋愛するなんてオタクとして認められない。たとえその相手が、自分自身であろうと。この交際……絶対に断ってみせる! これは、絶対にドルオタと付き合いたいアイドルと、絶対にアイドルと付き合いたくないドルオタとの、甘くて苦い初恋(たたかい)の記録である。
更新:2023/5/5
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「深夜にラジオをつけていると、不気味な放送が聞こえてきました。無機質な合成音声で淡々と人名を読み上げるだけの番組だったのですが、その後読み上げられた人々が次々と失踪してしまったのです。あの放送を聞いた私も最近、誰かに追跡されている気がします。このままでは消されてしまうかもしれません。どうか私を助けてください」 そんな依頼を受けたオカルトマニアの”ぼく”と陰キャオタクにして学園随一の秀才である”先輩”は、依頼者とともに深夜のラジオを聞くことになるが――そこには凄まじい恐怖が待ち受けていた……。
更新:2021/11/10
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本物の心霊写真なんて存在しない。”オーブ”も”火の玉”も”人の顔”も全部科学的に説明できる。心霊写真を収集しながらもなかなか本物に遭遇できないぼくの前に、”赤みがかった風景の中心に台形の影”が写っているという写真が送られてくる。 有名な都市伝説”アステカの祭壇”を思い出すぼくだけど、結局それも科学で説明がつくハズだ。そうやって侮っていたぼくはその夜、とんでもない恐怖に襲われるのだった――。
更新:2021/6/7
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「UFOの写真撮っちゃった!」 そんなメールを送ってきた友人”後藤”は翌朝、全ての人の記憶から消し去られ、存在ごと抹消されてしまっていた。唯一後藤を覚えている”ぼく”はUFOの写真を印刷していたことで、謎の”黒ずくめの男”から追われる身になってしまう。”ぼく”はオタクで秀才な”先輩”とUFOの謎に挑むが、果たして二人は生き残ることができるのか?
更新:2021/10/22
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「小学生の時、毎週水曜日のスイミングスクールからの帰り道。いつも母が私を呼ぶ声が聞こえました。でもそこは、家から100m離れた地点で母の声など届くはずがないのです。私を呼ぶあの声の主は、何者だったのでしょうか? その何者かは、この世ではないどこかへ私を誘っていたのでしょうか? どうかこの謎を解いてください」 こんな相談を受けた”ぼく”は重度の懐疑主義者にして学園随一の秀才である”先輩”とともに調査に乗り出すが――。
更新:2021/5/24
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「私の地元には”入ってはいけない場所”がありました。小学校の頃、好奇心から踏み入ってしまった私でしたが、入った次の瞬間には三日後になってしまっていたのです。私がずっと停止していたとしたら、そこは”時間が止まる場所”だったのでしょうか。それとも、神隠しだったのでしょうか。どうかこの謎を説いてください」 こんな相談を受けたオカルトマニアの”ぼく”は、学園一の秀才にしてアニオタのダメ人間である”先輩”を食券で買収し、調査に乗り出すが――。
更新:2021/5/25
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「絶対に振り返ってはいけない道って知ってる? あたしね、その道で後ろを振り返っちゃった……出られない、助けて」 そんなメールが届いた。オカルトマニアの”ぼく”は差出人の中山を助けるため、「振り返ってはいけない道」に足を踏み入れるが……。変わり果てた中山、襲いくる怪物、無限ループ、ズレた時間の流れ、そこは様々な怪現象が起こる異空間だったのだ。”ぼく”は無事脱出することができるか――?
更新:2021/10/27
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「私は口裂け女、だけどコロナ禍でマスクを外すと怒られるし、装着するよう注意されるし、無理やり外しても露骨に目をそらされてしまいます。結局誰とも目が合わず、口が裂けていることを誰にも証明できません。私は本当に口裂け女を名乗れるのでしょうか?」 こんな怪しい手紙をうけとったオカルトマニアの”ぼく”は、学園一の秀才でありアニオタのダメ人間である”先輩”とともに、口裂け女を口裂け女たらしめているモノとは何かを考え始めるが――学園からの帰りに”ぼく”は恐ろしいモノと遭遇し、物語は意外な結末を迎えることになる。
更新:2021/5/28
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