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作者:茉莉花

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作:茉莉花

【養女セラフィーナの回顧録】 転生した大魔術師は七賢人の養女になりました。魔術を極めた養女さまは最強です!

「……生きてる?」 人生の終わりを迎えたと思っていたのに、次に目を開けると200年が経った世界へと大魔術師シェリアは転生していた。しかしそこは200年前と比べて魔術師の質が大きく下がった世界へと変わっていた。 (とりあえず保護者を見つけないと) スラム街の孤児として目を覚ました上にまだ幼い少女でしかない彼女は生活する上での安全が保証されていない。そのため最初の目標は『保護者を見つけること』だ。 「私を養女にしてください」 「は……?」 運良く見つけた保護者候補と唐突な会話に始まり、ついには養父となってもらうことに成功した。そんな彼・七賢人のひとりであるヘロンに名前をつけてもらい、大魔術師シェリアもといセラフィーナはヘロンの超絶可愛い養女となったわけだが。 「このお肉、とろける……!」 (魔術師レベルは下がったのに料理人レベルは爆上がりだわ!) すっかりその生活を楽しく過ごしていた。 しかしひょんなことからヘロンと共に魔物討伐をすることになり、セラフィーナの日常は一変していく。それはセラフィーナの前世と深い関わりがあった。 (必ず守ってみせるわ) これは最強養女のセラフィーナが我が道を突き進んでいくお話です。 途中でちょっともふもふしたものも出てきます。 *以前連載していたお話を間違って消してしまったものです。 タイトル変更しました。 旧題:転生した大魔術師は七賢人の養女になりました。魔術を極めた養女さまは最強です!

更新:2024/3/13

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作:茉莉花

王太子妃になるべくなった侯爵令嬢は、その責務を全うする~2度目の王太子との婚約は結婚へと到りましたが、私は愛を諦めました~

エルヴェスタム侯爵令嬢のディオーナは生まれたときからアルベルト王太子と婚約を結ばれ、後の国母として育てられた。ところがアルベルトの真実の愛という名の元に婚約破棄を宣言され断罪されかけた。もちろんこれは冤罪であり、王家はこの出来事とディオーナという後ろ楯を失ったことで失脚する。代わりに王家となったアールグレーン公爵家にはアルベルト元王太子と同じ歳のオリヴェルが存在し後に彼は立太子した。それから10年の歳月が過ぎ、ディオーナは王太子との婚約を打診される。断ることなど出来ずディオーナはオリヴェルと婚約し王家へと嫁ぐことになった。 しかし、ディオーナはこの時既に30歳で初婚、オリヴェルは前妻を亡くした為の再婚であり、ディオーナは後妻だ。オリヴェルは愛妻家として有名であったため、政略結婚であることは明らかだったのだが、ディオーナには秘めた想いがあった。オリヴェルは初恋の相手であり、今も尚想いを寄せる相手でもあったのだ。 ディオーナに求められたのは王太子妃という存在であり、オリヴェルの妻でもオリヴェルと前妻との息子ヴィクトル王子の母でもなかった。愛や女性としての幸せは諦め、自分の責務を全うすることを心に決めたディオーナ。愛を知らないディオーナは完璧な国の駒として活躍していく。次第にその真っ直ぐに真面目に生きるディオーナを慕う者たちが増えていく。そんな中距離を感じていたオリヴェルには少しずつ明らかになっていく事実が。果たして、ディオーナが想いを寄せるオリヴェルの想いとは。 このお話はカクヨムにも掲載しています。

更新:2023/8/26

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