「ご主人さま、会いたかった…!」 公爵令嬢シャルロットの前世は王太子アルブレヒトの愛犬だ。 これは、前世の主人に尽くしたい仔犬な令嬢と、そんな令嬢への愛が重すぎる王太子の、紆余曲折ありながらハッピーエンドへたどり着くまでの長い長いお話。 加筆修正中です。
更新:2019/5/23
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「君を、バッドエンドなんかに奪わせない」 ふと気づく。 「私」の美少女加減に。 リーゼロッテは普通の孤児で、普通の健康優良児。 今日も今日とてご飯が美味しいと思っていたら、 親戚を名乗る紳士がリーゼロッテを迎えに来た! さすが美少女、ロマンティックな人生だ! ところがどっこい、リーゼロッテを震撼させたのはその足元。こちらを見ているヤツは、まさかまさかの、乙女ゲームの悪役キャラ(幼少期)で!? シリアスラブラブ時々コメディ、愛が重すぎる、いつもの高遠食堂A定食です。
更新:2019/7/2
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「イリア・トゥール!お前との婚約は今日をもって破棄する!」 パーティーの最中、婚約者であるリチャード王子に婚約破棄を告げられたイリア。 公爵家の宝石姫、と名高い彼女は、非常におっとりとした令嬢だ。 まったく身に覚えのないいじめの証拠を出され、困惑しているイリアだったが、リチャードの隣にいる勝ち誇ったような顔をした、愛らしい少女を目にして感情をあらわにする。 「お静かになさいませ、リチャードさま、いくら考えのたりないあなたさまでも、公衆の面前でこのようにか弱い淑女を貶めることは許されませんわ」 フリルだらけのドレスに、過剰なまでのアクセサリー。ひと昔前の流行を身に着けたまま壇上で、しかも王子の隣に曝される、そんな少女を救おうと、おっとり令嬢のイリアは明後日の方向に走り出す――。
更新:2021/10/10
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