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作:綾部一月

学生生活~卒業(おわかれ)の涙~

中学三年生の此方遙。それまでの彼は、ありきたりで当たり前であるかのような日常の中を、二人の幼馴染みである『玖珂久樹』・『姫薙こよみ』と過してきた。 だが、その年の夏にそれは脆くも砕け散った。 遙は、幸せだった休日で突然悪夢が襲い掛かってきた。 そして、その翌日。彼は、両親共々に病院へ診察をしに行った。が、即日で癌センターに回されてしまった。 そして、そこで知らされた事実。 『此方君が桜を見ることは出来ない』 それは、その後から自分の主治医になる加原医師の初診察の結果だった。 つまり、自分の寿命は最長でも残り一年だけだった。 そして、その最後の日は彼が中学校を卒業する日でもあった。 その日から、彼の人生は一転した。 恋人関係であったこよみとの関係。それを悩んだ遙が見つけた答えは、将来やってくる悲しい別れによって彼女の笑顔を壊してしまうなら、自分が生きている間に自分の手で壊すことだった。つまり、無理矢理の別れだった。 こよみという普通に生きる理由をなくした遙は、自分でも理解していたがダメ諸共で投薬処置による延命処置を受けることになった。 その中、久樹が彼の元にお見舞いしに来た。そして、暗い病室の中で顔を見せようとしない遙に久樹は『卒業する気はないか』と聞いた。 その日から、遙は自分が卒業したいのかどうなのかを悩みだした。 そして、主治医である加原や、彼の両親は彼に勇気を与えようとした。 その結果、遙は自分が卒業したいと決心する。例え、そこまで生きれるかどうか分からなくても、クラス皆と一緒に卒業したいと。 その後、久々に登校した彼は、クラスメート全員にこれまでのことを話し、一度別れたこよみにもすべてを教え、二人は残りの時間を一緒にいることになった。 だが、卒業式一週間前に遙は発作を起こし、昏睡状態になってしまった。 そして、彼が目を醒めぬまま卒業式当日になった。

更新:2015/3/14

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