昔々神仙により遣わされた五の仙獣が怪から人を守護する国、大爛国(たいらんこく)。 名門貴族燕家の娘、珠里(しゅり)は皇帝の身代わりを命じられる。 事の発端は齢十五の皇帝の暗殺未遂だった。 呪詛を受けた皇帝の療養の間の身代わりを二つ返事で引き受けた珠里は、仙獣・白虎の力を身に宿す護衛の皓虎月(こうこげつ)と皇宮入りし、暗殺未遂事件に挑む。
更新:2023/6/10
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光麗国の皇都・大明ではここ最近、奇妙な火の玉──鬼火が頻繁に目撃されるという怪奇現象が続いていた。しかも、火の玉は普通の炎の色ではなく、緑色や黄色などこの世のものとは思えない色合いをしているという。 やがて人々の間には、これは身分が低い母を持つ現皇帝が即位したことによる天の怒りであると噂し始める。事態を重く見た皇帝は、この現象を解決させようとするが糸口が掴めず、有能な錬金術師を探させるために側近である天佑を東の片田舎──東明に向かわせる。 そこで天佑が出会ったのは少年の格好をしたひとりの少女──玲燕だった。 天佑から依頼を受けた玲燕は持ち前の錬金術の知識で怪奇現象の謎に挑むため、後宮に潜入することになるのだが──。
更新:2023/4/8
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月が輝く夜、ろうそくの灯りを見つめながら皇帝の妃になってしまった恋人を男は想う。強大な力を持つ魔術師となり、宰相となった今でも自分の無力を感じながら。――「後宮青月妃伝」、宰相セイランの物語。 ■カクヨムにも掲載しています。
更新:2021/8/4
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30歳間近で未だに妃のいない皇帝の、妃選びに参加した雪香(せつきょう)。名家の出身で、たゆんたゆん(胸)の持ち主である。そんなうら若き雪香にもたらされた残酷な真実、それは……「皇帝はつるぺたすっとんがお好きな幼女趣味!」というものだった。 前世はつるぺたすっとんだった雪香は、今生ではたゆんたゆんな仙女を目指している。どうやって後宮入り断ろうかなぁと思っていた矢先の幼女趣味。これでは妃選びの第一段階にさえ挑めない! さらしで巻いてみて、ダイエットしてみて、そうまでした努力の末に選定から落第して仙女を目指す、という雪香の完璧な野望が達成される日は……来……ないかもしれない。
更新:2021/11/8
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