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タグ:剣と魔法の世界

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作:ほふるんるん

独学の毒薬で異世界無双

時代の波や、世間との距離感を重視する男、騰蛇陽葉はごくごく平凡な生活を送っていた。 朝はシャワーを軽く浴びながら目覚め、昼は少し遅めに取り、夜は早めの就寝を心掛ける。 そんな他と変わらぬ毎日を過ごしていた。 趣味は少々毒薬作りを嗜む程度、アマチュア薬師・・・アマチュア毒師?―――だ。 知識なんて皆無に等しい。殆どが独学によるものだ。 今思えば・・・このままの路線で行けば、俺にもまだ他のジャンルに移れる機会があったかも知れない。 しかし俺は自分の目標に到達する前にゴタゴタを起こしてしまい、若い神様に強制的に異世界に飛ばされる事となってしまった。 あぁ、慈悲も容赦もない、ファンタジーの世界だ。 空気は上手いし、美人は多いし、人間じゃない奴もいるし、挙句の果てにはまだ見ぬ毒草に、呪いなどと言うアニミズム的なナニカまであるときた。あぁ、なんて世界だ。神は記憶を失くした俺に止めを刺すようにこんな仕打ちを容赦なく仕掛けてくる。 あぁ、自動車の排気ガスや工場のばい煙を吸うことも、もう出来ないとあれば、肺ではなく心が痛むというモノ。ミーム汚染の酷いあの場所も失ってみればいい所だったのかもしれない。 だからと言って心で泣いてばかりもいられないから、趣味の趣味で作った媚薬をエルフの国に売りに行ったり、美しい竜に恋をしたりしてみるものの・・・結局は、何かを忘れているような気がしてならない自分に悩む始末。 失った記憶を全て取り戻して、結局何がしたかったのか。それをちゃんと分かる日が来るのだろうか?分かったとして、ソレをどう思うのだろうか? コレは色んなことに手を出しつつ、自分のやるべきことを思い出すストーリー。 独学の毒学と他の知識を持ってふらふらする異世界転生男―――もっと、何かセンスのあるネーミングはないものか・・・。 (ピコーン) 毒学の毒学で異世界無双―――コレだな。ナンセンスな人生にはナンセンスなタイトルが一番良いだろう。

更新:2019/2/24

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作:雪月花

妹に婚約者を取られたけど、もふもふに囲まれて今のほうが前より幸せです 

 人間の国で一二を争うほどの大国のコンフェクト皇国の最上位貴族であるノルディー公爵家の娘としてラニットラート・キーフ・ノルディーは、生まれた。長年の努力の末、父の願いである皇太子殿下である、ハウゼン様の婚約者になることができた。・・・ところが妹が皇太子殿下のことを好きになってしまい、「ハウゼン様と結婚できないなら死にます。」といった。それに困った両親はラニットラートに、「婚約者を譲ってあげろ。」といってきた。ラニットラートは皇太子殿下が許すはずがないと信じて疑わなかった。だが皇太子殿下は婚約者変更を許可した。ネニュファールは惨めな生き恥をさらしたくないと、自殺を決意する。  婚約披露パーティー当日、パーティーの開始時刻である10時は刻一刻と迫っているが、ラニットラートは、王宮にはいかず、コンフェクト皇国一高い展望台にきていた。 開始の鐘が鳴るまで、城下町を眺めていた。するといろいろな出来事がラニットラートの頭をよりる。ゴーンと婚約披露パーティーの開始の合図の鐘が鳴る。それと同時に涙を流しながら、コンフェクト皇国一高い展望台から身を投げた……。ところが目を開けるとなぜか植物でできた神殿の中に!? ※初めて書くのでつたない文章ですが、読んでくださると嬉しいです。 ※連載は不定期なので遅くなったらすみません

更新:2019/12/23

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作:ギルマン

迷宮攻略と領土防衛と特産品作りを一手に担っていた魔術師を追放した伯爵家の話

 ベルーナ伯爵は、迷宮で多くの魔石を獲得し、妖魔から領土を守り、特産品作りすら担っていた魔術師のマリウスを追放した。  娘を嫁がせるとまで約束していたにも関わらずだ。  名門貴族との縁組が整い、名門貴族からの支援も受けられるようになって、マリウスは最早用済みだと判断したからだ。  だが、ベルーナ伯爵家にとってマリウスの存在は、伯爵が思っているよりも大きなものになっていた。  マリウスを失った伯爵家は、思いもよらぬ苦境に追い込まれる事になるのだった。  注釈)  この小説は、いわゆる追放ものの中で、特に「ざまぁ」部分に特化した作品にしたつもりです。  その為、追放ものとしては歪な構成になっていると思います。  具体的には、追放された魔術師のその後に関しては、必要最低限しか書いていません。  そして、物語の前半は、魔術師がひたすら虐げられ追放されるだけの話。  後半は、魔術師を虐げた者達がひたすら悲惨な目にあうだけの話になっています。  どちらの描写も、割ときつめで書いたつもりです。読むと気分が悪くなるかもしれません。ご注意ください。  暴力描写や残酷な表現を含みます。その対象が婦女子になる事もあります。  この作品は、先に投稿している「剣魔神の記」と世界観を共有しています。  しかし、ストーリー的には全く関わっていない独立した作品にしています。「剣魔神の記」未読でも支障なく読んでいただけます。  この作品は『アルファポリス』にも掲載しています。

更新:2021/9/5

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