――深夜。とあるマンションの一室で、俺は女を殺した。部屋を後にし、エレベーターに乗って15階から1階に向かっている途中、中年の男が乗り込んで来る。顔を見られたくない俺は早く1階に着けと念じるのだが、思いとは裏腹にエレベーターは急停止してしまう。空調も止まって息苦しく感じる中、それまで沈黙していた中年男が話し掛けてきた。苛々を増幅させる男との会話。ついには殺人者であることを感づかれそうになり、焦った俺は、目撃者であるこの男を殺す決意をするのだが……。
更新:2012/8/13
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ミチルはもう長い事閉じ込められていた。 犯人は彼女を猫なで声で呼び、時に感情を高ぶらせて罵倒する。 両親や恋人のもとへ帰ろうと、ミチルは決死の逃亡を企てるが……。 「夏のホラー」初参加です。 どうぞよろしく。
更新:2012/8/14
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夜半にメキシカンフードの屋台を訪れた剛は、営業中のはずの店に誰もいないのに首を傾げる。そこへ偶々やって来た男は、パニック状態で、無人の屋台を見た者には災厄が降りかかると告げ、車で走り去る。直後に響いた衝突音に慄いた剛は帰ろうとするが、車のエンジンが掛からず、携帯も使えない。災厄が自分にもやって来たのを感じつつ、助けを求めて剛は歩き出す。
更新:2012/8/14
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トカゲが過去に体験した不思議な出来事をうろ覚えながら文章にしました。 私の不思議体験、興味がある方は覗いていってください・・
更新:2012/8/14
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かなみちゃんはおばあちゃんの事が大好きな女の子。 だけど、大好きなおばあちゃんは、実はゆうれいさんだった……? 幽霊と人間の、ちょっと食い違った日常を過ごしていた二人だったが、そこに崩壊の魔手が迫る。 少女は、そしておばあちゃんは、どうなってしまうのか。 この作品は99%のほのぼのと1%のホラーで出来上がっています。 強烈なホラーが苦手な方でも楽しんでいただけると思います。 それでは、おばあちゃんとわたし、幽霊と人間の物語をご覧ください。
更新:2012/8/13
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学校の七不思議を写真に収めようと集まった5人。肝試しなんてはしゃぎながら一人一人、それぞれの場所に向かう。すると突然メールが届く。仲間の惨殺体の写真と共に。皆の脳裏に一人の少女が浮かぶ。これはイタズラなのか、その少女なのか。それとも別の何かなのか――
更新:2012/8/13
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正夢を見ることが出来る少年、水城 神楽。ある日、夢に神楽の目をほしがる人が現れた。その人は、幼い頃に祖母が話していた『神音』と関係があるようで…? 夏のホラー2012、参加小説です。
更新:2012/8/13
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七月も終わりに差し掛かった頃の蒸し暑い夜、扇風機のスイッチを入れた。何か生暖かい風が、身体を通り抜けて行く。 まるで倒れ込むようにシングルのソファーベッドに身を投げて、いつしか深い眠りに落ちていった。 ん? なんだ? この懐かしい雰囲気は? 気が付けば、幼い頃に育った古い長屋の前に居た。前は山があり、長屋の裏には小さなドブ川が流れている。だが、ここって土地開発ですっかり様変わりしたはずじゃ? 不思議に思いながら辺りを見渡していると、後ろから声が聞こえた。 「待っていたよ……」 これは、幼稚園生だった頃に見た夢。あいつ等が、今頃どうして?
更新:2012/8/13
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