小学二年生のぼくは、毎週日曜日の『守護戦獣シャイニングウルフ』を欠かさず観ている。シャイニングウルフは正義のヒーローで、その敵ダークウルフは、人間の悪の心につけこんで身体を乗っ取るんだ。夏休み、ぼくは『修二おじさん』がママを苛めるところを見てしまった。どうやらダークに操られているみたい……ぼくがママを助けなくちゃ!
更新:2013/8/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
DJ端貫木の提供する深夜ラジオ『ミッドナイトランデブー』へようこそ! 今日もS放送局の第四スタジオから三〇分間、みなさんに耳寄りな情報をお届けします。今週は、夏の納涼企画として、リスナーのみんなからメールでもらった『怖い話』を五夜連続で紹介するよ。題して『夏のホラー二〇一三』! 全部実話だから心して聞いてくれよな。ではさっそく第一夜の話……。 DJの一人称と体験者のセリフを織り混ぜるという書式に挑戦してみました。中で紹介されている話はすべて作者自身が体験した実話です。ぼかしたり進路を変えたりはしていますが地名にも同じく創作はありません。
更新:2013/8/10
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
空地の中で、寂しそうに揺れている白い風船がありました。 それは、花のように草の中で揺れていました。 ゆぅらり、ゆぅらり、佇んでいました。 ……気がつけば白い風船の周囲に、赤い風船が一つ、また一つと増えていました。
更新:2013/8/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
俺の話しを聞いて欲しいんだ。 かなり前の出来事だけど、ずっと誰かに言ってしまいたかったんだ。 あまり怖くないから最後まで聞いてね。
更新:2013/8/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
夏のホラー2013~怪談咄に集いましょう~の応募作品です。 この企画は小説投稿サイト小説家になろうが主催する夏季限定イベントです。 「あらすじ」 私はどこにでもいる普通の女子校生。 最近、ストーカーに悩まされ、部活の後輩に送ってもらう日々が続く。 その日は少し違った。 待ち伏せる怪しい影。 そして私は怪異に巻き込まれることとなる。
更新:2013/8/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「わたし、猫に呪われているんです」 俺は、どこにでもいる四十代のサラリーマンだ。独身だし、恋人もいない。単調ではあるが、気ままな毎日を送っていたんだ。ある会社の帰り、ちょっと洒落た飲み屋で、あの若い女と出会うまでは。
更新:2013/8/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ふたりで生きるためには、墓をあばくしかなかった。……妹を奴隷にしなければ守れない。金のためには、死者を冒涜しなければならない。幼い妹を守るために少年は土を掘り続ける。そして辿りついた街で、憔悴していく妹……。――――安息の家をあばかれた死者は、はたしてどこに住むのだろう?
更新:2013/8/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「死んでもあなたを守りたい」 フランケンシュタインの怪物を造る。 その狂気に取り付かれた医大生とそれに巻き込まれた医大生。 そしてその果てに完成したものは、あまりにもおぞましいものだった。
更新:2013/8/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「あ。明音はこっくりさんってやったことある?」 その一声で、明音と彩夏は小さいころにはやっていた「こっくりさん」をやった。だが、2人はちゃんと終わらせずに、十円玉から指を離してしまった。何も起きないと思っていた。それなのに。 2人が体験した恐怖。全ての電気が消え、暗闇の中で何が起こったのか。何が現れたのか。それは、ゆっくりとペタペタと足音を立てながら2人に近づいてきた。明音は段々怖くなり、寒気を感じだ。一体目の前にいる人物は、誰なのか。何故、こんなにも恐怖を感じ、背筋がゾクゾクするのか。闇から現れた人物は……。
更新:2013/8/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。