二十七歳の独身女性、瀬尾 湊(みなと)は突発的に引っ越しをした。単身で縁もゆかりもない、見知らぬ土地へ。 平穏をのぞむ彼女の目の前に現れたのはーー? /主人公の女性が、新天地での人との触れあいや関係性の中で、それまでは得られなかった「何か」を見つけてゆくお話です。 全般的におっとりゆっくりですが、時々恋愛描写が入ってしまいます。 ◆「桜の章」は家紋 武範さま主催「あやしい企画」への参加作品です。 ◆「夜空の大輪の章」は銘尾 友朗さま主催「夏の光企画」への参加作品です。 ◆たまに鉛筆による挿絵があります。 (デジタルも一枚つけてみました) ◆2022/1/27、いただいたファンアートを元に番外編を書いてみました。
更新:2022/1/28
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あの時、一面が薄桃色に染まった。 吹き抜けてゆく風は桜並木を揺らし、雪のように花が舞う。 薄桃色に彩られた春の雪――……。 切なくなるような既視感が切ない痛みを伴って胸をよぎる。 透哉は卒業式の日、桜吹雪の中にたたずむクラスメートに目を奪われた。 三年間まともに話した事もない彼女に、覚えのない懐かしさがこみ上げる。 彼女と話したい。けれど、卒業式のこの日が、彼女と話せる最後の機会……。 桜舞い散る木の下で、今度こそ、君と出会う――
更新:2011/11/1
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彼の病室に通うため、桜の咲く公園を通る。風に無情に散らされる花びらに彼女は何を思うのか。 ※この作品はカクヨムさまにも掲載しています。
更新:2016/10/2
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美しい歌声に惹かれ、隣家の庭に忍び込んだ少年・和紗(かずさ)は、鯉に餌をやるオッドアイの少女と出逢う。
更新:2018/5/23
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遺伝子工学によって生み出され、あらゆる環境に耐え、あらゆる病害虫に犯されず、寿命をもたないと言われ、環境汚染物質を取り込み環境を浄化する夢の完全植物「サクラ」。 それが世界中に植えられてから六百年の月日が流れていた。 そんなある日、一本のサクラが枯れる。 それは、二十年後の世界滅亡という恐るべき未来を予告する出来事だった。 ※「カクヨム」にも重複投稿しています。
更新:2018/3/29
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銘尾 友朗様『春センチメンタル企画』参加作品 その名は春の風物詩 刹那の美に散るあの花を 一編の詩にて綴ります
更新:2018/4/1
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桜の花を見ると、いつも感じる胸騒ぎ。 それを文章にしてみたい、その気持ちだけで書きました。 不思議学園、本編より後の小話。 本編を読んでいなくとも問題のないように気を付けていますが、1部「?」となる表現が混ざっているかもしれません。 その辺りを念頭に置いて読んで頂けると助かります。
更新:2013/3/31
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