幼馴染のくるみは、よく僕の家に来る。「貞操観念?知らない」と言わんばかりの態度のくるみだが、僕の理性は意地で耐えきっている。何で僕はこんな試されているんだろうか…… ――ちなみに、今日くるみはびしょ濡れで我が家を襲撃してきました。誰かどうにかしてよこの人。 ※短編『幼馴染が「据え膳喰わぬは――」とか血迷ったことを言ってくる』の連載版です。 ※小説家になろう様にも投稿しています
更新:2022/12/11
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その夏、十六歳の私は見知らぬ男の人に誘拐された。彼は風変わりで美しい人だった。 「この子のこと、誘拐するから。身代金は2億。びた一文まけないんだからね」 余命いくばくもないという彼は、天国でより美しい海の話をするために旅行をしている途中だった。誘拐された私は、彼と一緒に海の近くのホテルへ泊まることになる。 これは私の失恋の話で、彼の失恋の話だ。 「結局、恋をするってどういう感じなのかな」 「わからないけど、上手く言えないけど――――」 (フォロワーさんとの企画で書きました。小説家になろうにものっけてます。よろしくお願いします)
更新:2022/6/19
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朝刊の一面で、私はかつての知人が処刑されることを知った。 第一回こむら川小説大賞参加作品です。
更新:2019/12/31
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僕と会社の先輩八尾さんは、蝉時雨に降られ、浮かされた。 短くない時間を過ごしながら、しかし予定通り別れはやってくる。 だけれど、夏は永遠に巡る。彼女が仕組んだ通りに――
更新:2017/8/28
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まえがき: 男の口の機能は元来食べるだけだが、女の口は食べるのとしゃべるのと両方いける。女は生き方上手で、耳から蒸気を出すなんて朝飯前だが、男は寡黙で助兵衛で生き方下手だから、鶏(にわとり)になる。 近年結婚しても三組に一組は離婚すると聞くから、嘆かわしい。アーンと口を開けたら、皮をむいた蜜柑を入れて貰える位に女に愛されるには、男はどうしたらよいか?
更新:2024/5/7
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「え? 自分って女の子だったの? てっきり男だとばかり! だって、ほーら! え? それは違うって? いやでも、うちの親父はこれを……」 2人の少年がいた。仲の良い少年達だった。 12歳最後のクリスマス。片方が女の子であると発覚した。一番驚いたのは当人だ。自分が男だとばかり思いこんで、これまで育ってきたのだから。 外側は女の子。内側は男の子。 「あのー、自分、女の子にしか性的興味が湧かないんですけど」 男の子の心(と性癖)を持った女の子が、男と女の狭間で苦悩し、成長していく物語です。 ぶっちゃけ……性って何? 人が生物として生きていくのに性を避けてどうすんの? なんで性が悪なの? ――って話だよ。 *注)18禁表記はありませんので、そっち方面は期待しないでください。
更新:2023/11/30
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ご紹介に預かりました――― ある男女の話。 私たちは、半永久的に、あなたたちの幸せを祈ってる。どっか、遠い場所で。 ※アイデンティティがテーマのひとつです。同性愛をにおわす表現があるので、苦手な方は注意してください
更新:2014/7/25
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人生という道を歩かなくなった、一人の少年は、少女と出会う。
更新:2016/8/11
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三つのお題を織り込んだ短編です。 とある田舎の夏。少女と少年のお話。
更新:2013/8/7
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