因幡から石見にかけてを巡る、売薬 茂十。 越中五箇山生まれの茂十はこきりこが大好き。嬉しい時、辛い時、疲れた時、元気をふりしぼる時、いつもこきりこを口ずさんでいる。 出雲の宮に立ち寄った茂十は、宮司から嫁取りの使者を頼まれ、死ぬ思いで武家娘を貰い受けに行く。 一介の行商人にふりかかった難事を題材にしました。
更新:2014/8/23
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――犬神 犬を頭部のみを出して生き埋めにし、その前に食物を見せて置き、餓死しようとするときにその頸を切ると、頭部は飛んで食物に食いつき、これを焼いて骨とし、器に入れて祀る。 すると永久にその人に憑き、願望を成就させる。 犬神の憑きやすい家筋は、これらの蠱術を扱った術者、山伏、祈祷者、巫蠱らの血筋である。 (Wikipedia より抜粋、一部改変) ……これは、そんな犬神の雌と、(売れない)小説家、山中浩一の恋愛話です。
更新:2014/8/18
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寛永年間(1630年頃)の日本のとある地方の農村の様子を描きました。 江戸時代からそれこそ20世紀の戦前まで各地農村部に残っていた夜這い文化。 自由恋愛至上主義の現代日本が陥った少子高齢化社会。 全く違う価値観で、ある種の”掟”が社会の維持に必要だった近代以前の世界。 理性よりも本能に忠実だった時代と理性を重んじる現代人の対比を浮き彫りにしてみようと思いました。 どっちが幸せなのでしょう?
更新:2016/12/15
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山田浅右衛門。牢人の身ながら公儀御様御用(おためしごよう)を務める男についたあだ名は首斬り浅右衛門。 そんな彼に首斬りを学びたいと少年が押しかけてくる。期限は十日。 わずか十日の後に、少年は父親の首をはねることとなる。
更新:2014/1/25
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時は化政文化期、町人文化華やかなりし頃の江戸…… 遊女三千人を抱える大歓楽街・吉原の遊郭「湊屋(みなとや)」に引き取られた一人の少女――「しをん」と名付けられた彼女は、伝説の花魁「浮舟(うきふね)」に瓜二つの美貌、そして子供ながらに人を虜にする不思議な魅力を兼ね備えていた。 欲望と愛憎の渦巻く世界、多くの人々の感情が切り結ぶその渦中に捕らわれた、「しをん」の過酷な人生が幕を開ける。
更新:2014/1/24
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十一になる武家の娘、鶴と、その兄、吉之助は仇討ちの旅に出ます。剣術の苦手な吉之助の策とは?
更新:2012/11/6
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<あらすじ> 本所深川今川町で料理茶屋を営む彦蔵は、かつて〔鼬目天〕と呼ばれた盗賊であった。 その彦蔵が足を洗って六年。堅気として生きてきたが、ある事件が男を裏の世界に引き戻す事となる。 巣鴨慈寿荘外道狩りシリーズ第三弾。 <シリーズ> ファザー・ファッカー https://ncode.syosetu.com/n0165eg/ ヴィラン/マスト・ダイ https://ncode.syosetu.com/n8090eg/ <シリーズ登場人物> 大佛丹次郎:南町奉行所本所見廻同心 餅屋の松吉:岡っ引き 益屋淡雲:両国広小路の両替商で、慈寿荘の主
更新:2017/9/30
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