最強の魔術師として恐れられたバラムは、弟子の裏切りによって魔法を無効化する護符を盗まれ、大賢者と英雄達のパーティーによってついに倒されてしまう。 それから100年後。その死体を魔術書の装丁として利用されていたバラムは、ネクロノミコンという名の魔術書として復活してしまった。かつての弟子に復讐するか、再び世界を支配するか、やり終えられなかったダンジョンの研究に戻るか……だが現代の世界を見たネクロノミコンはその考えを捨ててしまう。 現代の世界は、彼の生きていた時代に比べ、もう多くの魔法を失ってしまっていた。 集英社ダッシュエックス文庫様から書籍化しました! 全国書店やAmazon、アニメイトやとらのあななどで購入できます!
更新:2018/5/12
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数年前に天涯孤独となった青年――テフランは、片親だった父の後を追うように、迷宮を抜けて地底世界に至ろうと奮闘する渡界者の新米となった。 彼は迷宮の転移罠によって、自分では決して勝てない魔物や魔獣が現れる場所に跳ばされてしまう。 逃げに逃げた果てに出会ったのは、『告死の乙女』と呼ばれている、絶世の美女ながら迷宮内で発生する人型の最強敵性種族だった。 それなのに、なぜかテフランのことを主と定め、やがて義母を名乗るようになる。 彼女の魅惑的な肉体やその自覚有り無しの誘惑や、常識はずれな突飛な行動に、テフランは頭を悩ませる。 果たして彼は、渡界者の本願たる地底世界にたどり着けるのか。はたまた絶世の美女の肉体に溺れてしまうのか。
更新:2018/5/3
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王太子による婚約破棄。国としての意も無視し、ただ自分に擦り寄り耳に心地よい言葉を囁く令嬢を選び実力ある貴族の加護を捨て去った末路として、周囲もろとも滅びゆく。その名は抹消されるか、愚かな王子として語り継がれることだろう――。 そのはずだった。 『そうなるようにした』。 なのに。 これは愛する人の辛い顔を見たくない騎士が、彼の人を救いに来る物語。
更新:2020/8/31
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教会の壁の石像であるローレライ。彼女は、かつては生きた人間だった。何百年もの間、身動きひとつできずじっと時の流れを他人事のように眺めるしかなかった。そんなあるとき、彼女の前に青年ラファエルが現れる。彼は石像であるローレライに、毎日言葉を語りかけてくるのだった。 天嶺優香さま主催、『涼やかな雨の音企画』に参加作品です。(6/22 天嶺さまのご厚意に甘えまして、企画タグの追加をいたしました。ありがとうございます) (2019/2/28 アルファポリスさまでも公開しています)
更新:2016/6/14
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シェリンダ・フォートン伯爵令嬢は、王立学園の卒業パーティーの日に、ハインリヒ王子に婚約者候補から外すことを宣言された。同じく婚約者候補であるマリーに嫌がらせをしたと言われ、マリーの取り巻きたちにも睨まれるシェリンダ。だが、彼女はアホなイケメンたちには興味がない、転生した令嬢だったのだ……。これは、ちょっと変わった人騒がせなヒロインが幸せになる、ラブラブロマンスです。
更新:2020/8/6
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愛を確信したがるぬいぐるみと、めんどくせぇ彼女みたいだなと思っている所有者の話。ぬいぐるみは常に押しが強い。
更新:2020/3/27
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