ノロはのろまで鈍いから、死んじゃうことなんて全然怖くない。死んじゃうより、もっとずっと怖いことを知っているからだ。だからノロは別に死んじゃったって構わないのだ。 だから、ねえ。私のこと、ちゃんと埋めてくれるーーーー? 墓を掘る男と、そんな彼に埋めてほしい女の話。
更新:2016/5/13
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
学校からの帰り道、気付けば真っ白な世界にいた。自称神様の言うことにはわたしを「手違いで殺してしまった」らしい。代わりにわたしが馴染めそうな世界に送ってくれるという。神様は言った。「一番最初に見つけた者に優しくしなさい」そして倒れてる人を見つけた。その人から大きなお腹の音が響いている。「えっと、パン食べる?」フードの下に覗く口がパカリと開いた。常時寝不足少女・理乃(りの)と狂犬(忠犬?)なゾンビ青年・アッシュが互いの存在を必要としながら無意識に溺愛したり悩んだりしながらじわじわ心の距離を詰めていくお話。完結しました。
更新:2021/10/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
そこは人気の無い館。時折聞こえる青年の笑い声。館に似つかわしくない笑い声をあげる青年は、そっと、掲げた鈴を鳴らす。
更新:2008/3/28
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
青年は、変わる。そして考えを、変える。
更新:2007/12/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
朝起きると、僕は知らない家で知らない服を着ていた。 記憶もなく、自分が誰だかわからない。 立ち上がって台所を訪れると、そこには上機嫌で朝食の準備をする知らない男の姿があった―――
更新:2017/6/30
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「白いカラス? んなもんいねえよ、馬鹿じゃねえの」 「バカはお前だ、白いカラスはいる。ほら、見てみろこの画像」 「バカ言え、このカラスは白じゃねえ、白っぽい黒だ!」 独自の考えを持つ安藤と、割と淡白で割り切ってる出口。なんでもない日常を送る出口に安藤は積極的に絡みに行く。出口と安藤との変わらない友情の青春(?)物語。 「ただ気があうだけの他人って言ってくれ」 「それを人は友達と呼ぶんだぜ」 「いや、俺は呼ばない。絶対にだ」
更新:2017/6/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
気付けば僕は、そこにいた。 ぼんやりと空を眺めていた僕の前に、一人の少女が現れる。 「ねえ、おにいさん」 ――無味乾燥な空気の中で、彼女の声は、銀の鈴を鳴らすように涼やかだった。
更新:2017/5/27
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。