世界では、無数のものが、無限に踊っている。草と木、花と鳥、光と風、そして男と女。カレンダーに妻の字で記された「独立記念日」。男と女、夫婦をめぐる一つの小話。
更新:2014/7/7
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巨大隕石の落下による、人類の滅亡が確定した世界。 恋人のいない僕ら幼馴染四人は、最期の時を静かに迎えようとしていた。 「なぁ、あの隕石って打ち返せないかな?」 終末を舞台にした物語が、その一言から奇妙な方向に転がり始める。 *キャラクターと一部の世界観を共有した「ブラスターホームラン(布瑠部版)」も御座います。
更新:2015/10/4
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気に入らないと、そう思った。 教室の隅。不機嫌そうに机に頬杖をつき、眼鏡越しに彼女を盗み見ながら。 いつも笑っている杉原のことが、気に入らないと……強く。
更新:2015/11/16
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有言実行の男、鈴木。不言実行の男、小林。 高校二年。二人はお互いの思惑の中、馬鹿げたことを始める。 「なぁ、なんか面白いことやらないか?」 ――中学生の頃、勝手に思い描いてた高校生活ってのは、もっとこうデタラメに面白そうなもんだった。だけど実際の高校生活は思い描いてたものと違ってた。 「胸像を動かすのって、ハチャメチャで馬鹿げてて、面白いことだと思わないか?」 ――多分、高校生と言う限られた時間の中で、僕は鈴木と思いっきり馬鹿げたことをしたかったんだと思う。 ■本作はダブル主人公物です。 視点が鈴木→小林の順で変わります。
更新:2014/7/4
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私も彼女と視線を揃えるように、同じく窓を見た。 フィレンツェの黄昏は、硝子を通じて部屋に舞い降りてくる。 「夕陽の光は、優しいですね」 レナが目を細めて、問いかけるように言う。 「まだ物事をはっきりと照らすだけの光があるのに……濃い影があって、隠しておきたいこと、そっとしておきたいことを許してくれる。そんな気がします」 *流血等の直接的な残酷描写は御座いませんが、中には残酷と取れる描写もあります。 *一話の後書き欄に頂いたイラストが御座います。好まれない方は、挿絵表示をオフにして下さい。
更新:2015/3/20
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