亡くなった父の遺品を家族総出で整理していた時のこと。 僕の妻が見つけたのは、高そうなとっくりと猪口だった。 酒が好きな父らしい遺品だが、長く一緒にいた母も見たことがないという。 僕らは「せっかくならば」とそのとっくりと猪口で晩酌をすることに。おいしいご飯とおいしいお酒。 酔いがまわったその夜に、僕らは亡くなったはずの父と酒を酌み交わすことになる――
更新:2022/2/25
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夢を見た。その夢は、いつもと全く違っていて。 すっかり目が覚めてしまった僕は、ゆっくりと身体を起こす。 いつもと違う夢は、「僕」に何を伝えようとしているのだろう―― 「僕」の産声が、皆さまの中に、何かを生み出す小さな光になりますように。 ※本作品はあわきち尋祢is河内三比呂さんの企画「冒頭部分一緒小説」参加作品です。 (同じ冒頭二行から開始し、その後、各参加者の皆さまが自由にお話を書くことで、最後にはまったく違う作品がたくさん出来上がるという素敵な企画です!) 企画くださったあわきちさん、本当にありがとうございます!
更新:2021/10/23
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僕は、今日、自殺する。 父にあこがれ、父の通っていた進学校を受験した僕。 しかし、僕は受験に失敗してしまう。 悔しさのあまり、父の通っていた高校で自殺を試みようとするが……。 ※Amazon kindleにて発売中『君は、桜の木の下に眠る』と同じ内容になります。 もし気に入っていただけましたら、Amazonでもお手にとっていただけますと幸いです。 20/6/29 いただいた感想をもとに、R15指定を解除しました。 21/9/13 内容は大きく変えておりませんが、文章の体裁をはじめとする改稿を行いました。
更新:2020/5/11
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