伯爵令嬢シンシアの婚約者は、バッカスという稀代のモテ男だった。彼は、来るもの拒まず、たくさんの令嬢を側に侍らせ、シンシアやシンシアの父親の忠告にも耳を貸すことは無い。 そんなバッカスがある日、本気の恋に落ちた。けれどそのお相手が問題で、シンシアもバッカスの親友ウィリアムも顔を顰める。必死で忠告しようとする二人だったが、バッカスは「皆まで言うな」と耳を貸さない。 ウィリアムがシンシアを愛していることを知ったバッカスは、父親であるゼウス侯爵も交えた話し合いの場で、シンシアとの婚約を破棄することを決める。けれど、バッカスの恋の相手の名前を聞いたゼウス侯爵は、あられもないほど取り乱し始め――――。 ※この作品はアルファポリスにも掲載します。
更新:2021/8/7
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公爵令嬢ポラリスはある日、婚約者である王太子シリウスと、親友スピカの浮気現場を目撃してしまう。信じていた二人からの裏切りにショックを受け、その場から逃げ出すポラリス。思いの丈を叫んでいると、その現場をクラスメイトで留学生のバベルに目撃されてしまった。 その後、開き直ったように、人前でイチャイチャするようになったシリウスとスピカ。当然、婚約は破棄されるものと思っていたポラリスだったが、シリウスが口にしたのはあまりにも身勝手な要求だった――――。 ※このお話はアルファポリス様でも公開しています。
更新:2021/7/3
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クロノスに婚約破棄を告げられた令嬢エリザベス。彼女との結婚より、王族に近い公爵家の令嬢との結婚の方が、自身の出世や地位の安定に繋がる、というのがその理由だ。エリザベスはクロノスの申し出を了承。「もう二度と、お目にかかることはありません」と約束をする。 それから数年後――――。 ※この作品はアルファポリスにも掲載します。
更新:2021/2/13
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「お姉さま、わたくし欲しいものがあるんです」 公爵令嬢マーガレットは、姉であるダリアのものならば何でも欲しがる欲張り娘。 マーガレットに渡せるものなど、もう何も残っていない。そう思っていたダリアだったが、今日もマーガレットには欲しいものがあるらしい。 「王太子殿下との婚約話をわたくしに譲ってほしいの」 けれどマーガレットには、数年前、ダリアから奪い取った婚約者がいた――――。 ※この作品はアルファポリスにも掲載します。
更新:2021/3/20
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孤児院出身のアルマは、一年前、幼馴染のヴェルナーと夫婦になった。明るくて優しいヴェルナーは、日々アルマに愛を囁き、彼女のことをとても大事にしている。 しかしアルマは、ある日を境に、ヴェルナーから甘ったるい香りが漂うことに気づく。 その香りは、彼女が勤める診療所の、とある患者と同じもので――――? ※このお話は、アルファポリス様、ベリーズカフェ様にも掲載しております。
更新:2022/3/13
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森の奥深く、両親と共に魔族に襲われた十歳の少女アイリスは、見目麗しい竜人族の青年リアンに命を救われる。リアンはアイリスの前世の夫であり、二人は『生まれ変わっても一緒になる』という約束を交わしていた。 孤児となったアイリスを引き取ったリアンは、彼女を溺愛する。けれどそれは、アイリスの望む愛情とは違っていて。 『わたしは養女として旦那様に愛してほしいわけじゃない!』 おまけに、種族の違いやリアンの婚約者、前世の因縁――――あらゆるものがアイリスの願いを妨げる。それでもアイリスはめげなかった。 現世でも旦那様からの愛情を勝ち取るため、アイリスは今日も頑張ります! ※この作品はベリーズカフェ様にも掲載しています。
更新:2021/9/18
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とある子爵家に、アリシャという娘がいた。 彼女は二人の姉とは違い正妻の子ではない。このためアリシャは、姉や義母から酷い虐めを受けていた。しかし、アリシャはどんな嫌味を言われても意に介することなく、姉達の神経を逆撫でする始末。 ついにアリシャは姉達から、森の奥深くに捨てられてしまう。 万事休すと思われたその時、妖精がアリシャをとある屋敷へと導く。そこにはアリシャと同じ年ごろのディミトリーという少年が暮らしていた。 アリシャはしばらくの間、彼の世話になることにしたのだが――――。 ※この作品はアルファポリスにも掲載します。
更新:2021/10/20
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