森人の頭領の長女テスは父親と折り合いが悪く、十二歳で翼竜使いの運び屋に弟子入りする。三年後、順調に運び屋になったテスはある飛び込みの依頼を受ける。要人の捜索と謎の洞窟の探索、そしてアクシデントで月の竜を呼び出すことに。セレニウスと名乗る月の竜は皇帝の即位を祝うはずが気まぐれで酒好きで問題行動ばかり。連れて来られた煌宮で、テスは次期皇帝アーケイディウスと最悪の出会いをする。傲慢で人間不信の少年皇帝に手を焼きながら、テスは月の竜の代弁者「竜祀院(りゅうしいん)」として新帝の即位を阻む者と対決することになる。 ファンタジーぽいですが異世界であっても剣と魔法の世界ではありません。 ※ 第二部開始に向けて改訂しました。
更新:2024/1/13
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次女ファンニと公爵家の継嗣との婚約で賑わうメリルオト侯爵家。宴の影で働きづめの少女キジーは侯爵家の「亡霊」と呼ばれる長女オーレイリアと出会う。離れに引きこもりのはずの令嬢は密かに侯爵家から離籍し王都を離れロイヴァス辺境領へ移る計画を立てていた。キジーが北部の潰滅した村出身と知ったオーレイリアは辺境領への同行を頼む。彼女の計画はロイヴァスの異変の知らせから迅速な決行を余儀なくされ、オーレイリア付きメイドとなったキジーは協力する。二人は様々な危険が待つ国境地帯へと旅立ちロイヴァスを目指す。
更新:2022/11/15
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学園生活も終わりに近づく中、王太子ウォルターと側近たちは悩みを抱えていた。彼に一目で恋をした平民の女子学生メグが彼の前に現れては真実の愛についてのポエムを語り、歌い去って行くのだ。その奇行に耐えるのも卒業までと思っていたが、多数の来賓が参加する卒業パーティーでやらかしたりすればただでは済まない。メグの暴走を止めるべく、チーム王太子が動き出した。真実の愛のために婚約破棄を訴える暴挙をどうやって阻止するのか?
更新:2021/7/27
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その醜さ故に『醜悪公』と呼ばれる大貴族は美しい新妻を虐げている。という噂に怒った辺境伯は醜悪公と結婚した娘フェリシアを取り戻すために息子たちと醜悪公の城に乗り込む。果たして無事に愛する娘を救い出せるのか? そして醜悪公の虐待の真意とは? ……嘘は書いてません、多分。
更新:2020/12/8
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ラザフォード侯爵家に嫁いだ伯爵令嬢エルヴィラ。愛する夫との生活は彼の子を身ごもったと押しかけてきた『異母妹』マデリンの登場で崩壊した。かつてマデリンの母親が全く同じ手口で伯爵家に乗り込みエルヴィラを虐待した過去があった。それは『異母姉妹』に深い遺恨を残し、再会した二人は憎悪をぶつけ合う。その中で引き起こされる惨劇。エルヴィラが選択したのは救いを求めても声が届かない状況を作り出すことだった。
更新:2022/1/22
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モルモット王家の王子アユブは猫の王女ニェリとの婚約のため、ンドラ城を訪れる。初対面でいきなり脅されたかと思うと夜の城の屋根で一緒に星空を眺めたりと真意の読めない王女にアユブは振り回されるが、茶番としか思えない婚約の裏には何者かの思惑があるようだ。背後にいる者を突き止めようとしたアユブは捉えられ、監禁されてしまう。本人不在の中で婚約式は刻一刻と近づくが……。
更新:2021/7/15
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「白い花束のエフィ ―ある公爵令嬢の運命―」本編に入れられなかったシャルロット・ロシニョールの話です。
更新:2020/12/12
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