美しい歌声で人々の病や怪我を治してきた、たった一人の聖女、キャンベル・ノイージアは偽聖女の汚名と共に、魔塔へ幽閉される。 王太子はキャンベルとの婚約を破棄し、真の聖女であるという伯爵令嬢のセイレンと新たに婚約を結んだ。 聖女として力を尽くしてきたキャンベルを人々は罵倒する。「なら聖女なしで暮らせばいい」キャンベルは魔塔で快適に暮らすことを心に決めた。
更新:2024/5/3
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「私は幸せでした。たとえ本当の愛ではなくても」 ”七色の髪の乙女”子爵令嬢リリアは、夫であるヘイリーハイト侯爵を愛していた。だが、夫が真実愛していたのは、リリアの姉、金髪の令嬢フォレスティーヌだった。 姉の夫は丸々太って頭髪が寂しいけれど、国で一番金持ちのカールライヒ伯爵。 ヘイリーハイトはフォレスティーヌと結婚するため、姉妹の交換条件に承諾する。リリアを屋敷から身一つで追い出された。屋敷の前でリリアを待っていたのは醜く太ったカールライヒ伯爵だった。 リリアは一年暮した屋敷を呆然と眺めながら決意する。 「私は、絶対に幸せになってみせる」
更新:2024/5/3
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連載版です。短編小説の内容と一部異なります。 短編版と連載版とは、ある分岐点で枝分かれした世界観(いわゆるパラレルワールド)です。そのような視点でお読みいただくと、より楽しめるように書きました。 魔力が統治する世界の祭典で、高い魔力を誇る公爵令嬢の私は一匹の蝶を美しい女人に変えた。 人になってもなお、美しく舞う蝶はモーネと名付けられる。 私と婚約しているはずの王太子は、モーネに夢中になってしまう。 王太子は、蝶と相思相愛というけれど、多分貴方のことは止まり木程度にしか思ってなさそうです。 もちろん、蝶だったモーネは人間のように長くは生きられない。 そして、王太子は私に冷酷な命令を下す。 「お前の寿命をモーネに与えろ」 そして私は彼女に命を明け渡す。
更新:2023/8/25
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その美しい魔物は、私を妻に望んだ。 誰も助けてくれない。私の耳元で愛を囁いた隣国の王子さえ。 国王である父は喜んで私を差し出した。 でも、魔物は意外と優しくて…なんだか上手くやっていけそう…?そんな甘い日々を送っているうち、前世で魔物と約束を交わしたことを思い出した。 心を通わせた私たち。 ところが、隣国の王子が遅ればせながら助けに来たのです。
更新:2022/12/2
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連載版です。 短編の内容と、短編では語られなかったその後を含むストーリーです。 月花の君に求婚するため突きつけられた婚約破棄。 野暮ったいから無理と言われても、野暮ったい格好をしろと言ったのは他でもない貴方です。 しかも、月花の君って多分私です。 今更、破断は無かったことにと言われても、もう遅い。
更新:2022/10/29
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人が動物の特性を持つ世界。 兎のように白い髪に赤い瞳を持つリリー姫。 両親から寵愛されている妹マリエの代わりに猫族の王子との婚姻を強制される。戸惑いの中、リリーは実子ではないと言う家族の言葉を偶然聞いてしまい、城を出て彷徨うリリー。そこでリリーは森で襲われてしまう。リリーは、狼族の王子、アルテミオに救われた。 「狼は恐ろしいもの」として育ったリリーはアルテミオを警戒するが、少しずつアルテミオに惹かれていく。アルテミオは美しく芯を持っているリリーに惹かれ、求婚する。 姉妹の間で差別され育ったリリー。 アルテミオと協力し、両親と妹を断罪する。
更新:2022/9/26
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