統合戦争。歴史の表舞台に魔女狩りと語られる、その忌まわしい文明の分岐点。神代の魔法使い達は、自らの叡智を記録した『法典』を作り上げ、その存在を世界に秘匿した。そして現在、受け継がれてきた『法典』の回路を廻って繰り返される魔術師達の闘争。赤い夢の罪悪に縛られる魔術師の少女は、色をなくした少年と出逢い――――。開闢の空、果てに見る赤い世界。『法典』を廻る魔術師の物語が、新たな戦争の幕を切る。
更新:2010/6/19
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ある夏の日にヒマワリ畑で聴いた演奏。それから十年後、幼馴染みの姉妹と過ごす何度目かの夏に起こったちょっとした事件の顛末を語るとしよう。それは遠く滲む眩しい記憶。黄金のヒマワリ畑。青い空に声を高らかに。夢に向って走る彼女の背中を一生見失わないよう、追い続けると誓った。※連載小説スリーピースの元ネタです。
更新:2010/12/30
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世界は式で出来ている――らしい。ちなみに今でも意味がわからない。そんなファンタジーな頭の持ち主である俺の幼馴染みがまたやらかしてくれたのだ。今回は何でもバンドを立ち上げるつもりらしく……。しかしやはりそんな思い付きが罷り通る世の中でもない。式という壁で囲った箱庭で、一人孤立する少女を巻き込んだ、これはそんな騒動の顛末である。生徒会長、バンド、恋人作り――三つの変数が織り成す、そんな式が紡ぐ物語。
更新:2010/12/28
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二つの月の物語。始まりの月と終わりの月。震災による街の崩壊から七年。とある復讐の幕はひっそりと誰に知られることもなく上がっていた。速さに取り憑かれた慇懃無礼な後輩。文武両道の二重人格な少女。互いが互いを許容し合う白と黒の兄妹。邂逅の果ての月と、終焉の彼方の月。ある日の夜、気紛れに脚を運んだ災害跡地で見つけた猟奇死体。鮮血に彩られた終わりの囲い、その中で――――僕は、彼女に出逢った。
更新:2010/3/10
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「俺は今日告白する」。天高く掲げた拳は蒼穹を貫かんと確固たる決意を秘めていた。「ふうん。ボクに?」。などとバカげたことを聞き返してきやがるのは超絶美少女容姿の親友、観月だった。恋愛経験ゼロはお互い様。被告白経験の数は……両手両足の指の数より多い。そんな俺の親友はしかし、実は――。男の子と女の子と男の娘による、甘くて苦くて塩っ辛い青春の一ページ。
更新:2009/12/15
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人類と魔族の生存戦争は、いよいよもって最終局面を迎えていた。人類の期待を一身に背負った英雄と、そして魔術師であるわたしは最終決戦に挑むべく魔王城に乗り込んだ。しかしそこで待っていたラスボス魔王は――誘拐されたはずの王女だった。しかもその王女が勇者の元カノだったわけで……。ラブ&コメディー。それでいて真面目なファンタジー形式の物語。
更新:2009/11/7
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突然の雨。エントランスで立ち尽くす。通い詰める場所。そこには置き傘が必需。
更新:2009/6/15
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「世界の色って何色だと思う?」。突然そんな質問をしてきたのは、成り行きで俺が入ってしまった事務所の自称社長、天羽ヒラギである。そんな事訊かれてもな……。と、俺は軽い気持ちで回答を模索したのだが、実はヒラギの質問には俺が考えているよりもずっと重い意味があった――。これは飽和を保つ世界で自分を探す少女と俺が過ごした物語。
更新:2008/12/10
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