生まれ持った髪色のせいで両親に疎まれ屋敷を飛び出した元子爵令嬢カレンは、修道院で出会ったソフィアと共に王城の食堂で働くことに。 仕事を通じて知り合った第二騎士団長カッツェ、副団長レグデンバーとの交流を経るうち、彼らとソフィアの間に微妙な関係が生まれていることに気付いてしまう。カレンは第三者として静観しているつもりだったけれど……実は大きな企みの渦中にしっかりと巻き込まれていた。 意思を持って生きることに不慣れな中、母との確執や初めて抱く感情に揺り動かされながら自分の存在を確立しようとする元令嬢のお話。恋愛の進行はゆっくりめです。 全47話、約17万字。最終話まで毎日更新予定。
更新:2023/5/31
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
婚約者のエルバートに呼び出されたシェルナは婚約解消を切り出される。許せないとまで言い切る婚約者に尋ねてみた。 「そうなの。では私をどうしようというのかしら?」 「国外追放しようと思っている」 次代の宰相候補と謳われている男の台詞とは思えず、すかさず反論するシェルナだがエルバートの意思は固いらしい。 王子殿下の婚約者候補を虐げたという疑惑を掛けられたシェルナの婚約と心の行方は。 *誤字部分を修正しました。ご報告いただき、ありがとうございます。
更新:2022/10/4
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「ごめん、俺、知らない人とは付き合えない」 学校の中庭で告白された純太は、眼前の女子生徒にそう告げた。 謝罪を口にして足早に立ち去る彼女の後ろ姿に、申し訳なさと告白を回避するべきだったかと後悔の念を抱く。 そんな純太が更に後悔することになるのは、僅か四時間後のこと。
更新:2021/11/14
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「ジェイク様、もう少し慎重に行動していただきたいのです」 公爵家令嬢レティアンナ・グレイスは第三王子ジェイク・カルービナの六年前からの婚約者。 しかし共に通う王立学園でジェイクの傍らには常に子爵令嬢が付き従う。二人の親密さは生徒たちの間で噂になり、レティアンナは諫言するが聞き入れてもらえない。 そしてレティアンナの望まない展開を迎えてしまう。 *誤字部分を修正しました。ご報告いただき、ありがとうございます。
更新:2021/10/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
王都から離れた地方で暮らしていた猫の獣人マグラは支部長自らの勧誘を受け、王立警護団第四支部に入団する。 入団初日、支部の詰所で甘い香りを放つエレノアと出会うが、同時に男の匂いをべったりと付けている彼女に苛立ちを覚えるマグラ。 後日、再会した彼女にはやはり不要な匂いが纏わり付いている。心地よい彼女の香りを自分だけのものだと主張することを決意するが、全く意図は通じない。 そんなある日の出来事。 短編『痛みは教えてくれない』のマグラ(男性)視点です。 同一場面で会話を足したり引いたりしているので、先に上記短編(エレノア視点)をお読みいただいた方が流れがわかりやすいかと思います。 *誤字部分を修正しました。ご報告いただき、ありがとうございます。
更新:2021/10/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。