元侯爵令嬢エリスは平民となり、友人ニナと共に辺境で暮らすことになった。 ニナさえいれば幸せなエリスはこれ以上何も望んでいないが、辺境伯に好意を示され、友人だと思っていた第四王子も最近距離が近いような。更には聖女扱いされたりで、思い描いていた平穏な暮らしとは程遠いのであった。 ちなみに自由奔放なニナが問題を起こすこともあるが、それに関しては「もう、ニナったら」と言って微笑んで許すのがエリスである。 「断罪されそうになった侯爵令嬢、頭のおかしい友人のおかげで冤罪だと証明されるが二重の意味で周囲から同情される。」の続編です。 のんびり不定期更新。
更新:2023/9/16
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仕事が終わった帰り道。お腹が空き過ぎたオリーは、勤め先である惣菜店で貰って来た売れ残りのイモフライを齧りながら帰ることにした。冷めていて古くなった油でべとべとのそれは当然のことながらオイシイ訳もなく。「まずいまずい」と変なテンションで笑いながら食べていると、そこに誰かから声を掛けられた。 「こんな夜中にどうしたの?」 戦争中に両親を亡くし、継ぐべき家を失った元子爵令嬢が怪しげなおじいさんに拾われて、幸せになるまでの話。
更新:2023/6/27
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生まれ持った髪色のせいで両親に疎まれ屋敷を飛び出した元子爵令嬢カレンは、修道院で出会ったソフィアと共に王城の食堂で働くことに。 仕事を通じて知り合った第二騎士団長カッツェ、副団長レグデンバーとの交流を経るうち、彼らとソフィアの間に微妙な関係が生まれていることに気付いてしまう。カレンは第三者として静観しているつもりだったけれど……実は大きな企みの渦中にしっかりと巻き込まれていた。 意思を持って生きることに不慣れな中、母との確執や初めて抱く感情に揺り動かされながら自分の存在を確立しようとする元令嬢のお話。恋愛の進行はゆっくりめです。 全47話、約17万字。最終話まで毎日更新予定。
更新:2023/5/31
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私の家は没落した。 両親は処刑され、私は未成年だった為に刑罰からは逃れたものの、平民落ちとなり、耳の速い奴隷商に捕まった。 半月もせずに競りにかけられた私を買ったのは、この国の五大公爵家の一人、氷の公爵と呼ばれる若い公爵で……。 ※ヤンデレですのでご注意ください。 ※温かったらすみません。過激でもすみません。匙加減がこの位かな、という内容です。 ※こちらは『ヤンデレ推進委員会0531』参加作品です。
更新:2021/5/31
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東の皇国ミルト、南西の王国グラスフィールドと境界を接し、周囲から不可侵の森として周知される広大な樹海。 ――通称、魔の森。 そこが古き魔女の住処だといつからか噂されるようになって数百年が経った。 古き魔女は偏屈であり、その姿は絶世の美女とも、醜悪な老婆とも、はたまた魔獣の主ともされているが、真実の姿は誰も知らない。 とは言え、真実と実しやかに囁かれる事柄が一つ。 『魔女は大いなる代償を差し出す者に対してのみ、その願いを叶えることがある』と。 密やかに、けれども脈々と語られるその言い伝えは、国の境も関係なく多くの者の知るところであった。 一人の竜騎士が、森で一人の少女と出会うことから始まる物語。言ってしまえばそれだけのお話。
更新:2017/1/7
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