「虫の死骸、便所の水、動物の糞……この中の一つでもあなたは口にしたことはありますか? わたしはあります」 薄汚れた過去を持つ中学二年生の榊原硝子。『いじめられっこは被害者ではなく敗北者』を信条に、目をつけられないようおとなしく慎重に学校生活を送る。しかし彼女のそんな危うい平穏は、嵐の日に現れた転校生、アイによって破壊されるのだった……。 『いじめ』をテーマに繰り広げる学園友情活劇。
更新:2013/3/26
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今朝も知らないベットで目を覚ます。どうやらここは孤児院で、わたしは身寄りのない小さな子供らしい。過去の記憶を探そうと、眼窩をえぐって中の脳みそに手を突っ込んで見る。小さな肉の石しか出てこない。わたしを取り巻くいろんな人たち。天使に悪魔に先生に妹、それから変態のパンツ学者の小野寺。わたしはいったい誰なんだろう。……孤児院で起こった殺人事件に、解離性障害の少女が巻き込まれていくサイコミステリ。二○十二年五月執筆。
更新:2013/3/27
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とある都会の私立中学で酷く無残な『大事件』を引き起こし、親類の住む田舎に流れてきた西条未明。閑静な田舎町で退屈を持て余していた彼は、『白い死神』と呼ばれる都市伝説上の怪物に遭遇する。『死神』を従え、特異な存在感を放つ神代命という少女に興味を持った未明は、独自な方法で一人都市伝説の調査を開始する……。 バイオレンス・サイコサスペンス。二○十二年十月執筆
更新:2013/3/27
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わたしは『逆さちゃん』。そんな少しだけ不名誉なあだ名で呼ばれています。八歳の時にこの病院に入院してきて十年にもなります。どうやら、精神の方が人と少しだけ違うようなのですが、自分ではよくわかりません。入院生活も長いですが、病院の方はみな愉快で親切で、つらいことはあんまりありません。この物語は、そんなわたしの入院生活を描くもの。愉快で騒がしくて。少しだけ悲しいこともありますが、きっと楽しく読んでいただけると思います……。 精神病院ダークコメディ。二○十二年七月執筆
更新:2013/3/23
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五人目の母親が娘を連れてきた。俺の義妹ということになるらしい。両足の機能を失ったそいつは、弱気で臆病で、どす黒いものを抱えていて。世界のすべてを憎んでいるような、どこかおかしな奴だった。 憎悪と絶望に狂った少女の終末系ストーリー。二○十二年・十二月執筆。
更新:2013/3/28
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いじめ、略奪、カースト。陰鬱な人間関係に淘汰され、不良のレッテルを張られて暗い青春をのたうつ夢咲マコト。そんな彼とそのクラスメイトの元に、あるゲームの誘いがかかる。 【人狼ゲーム】。それは山奥の孤立した小村が舞台となる推理ゲーム。人間の皮をかぶり、毎晩村人を一人ずつ食い殺していく『人狼』たち。その『人狼』を始末するために、村人たちは毎日、『人狼』だと疑わしき人物を投票で処刑することに決める。無実の犠牲者が出ても仕方がない、村が全滅するよりは……。 勝てば大金、負ければ地獄。疑心暗鬼にとらわれて、参加者達は静かな狂気に呑まれていく。
更新:2014/11/7
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命がけの人狼ゲームに巻き込まれたチャラ男。 ゴミクズみたいなやつらがゴミクズみたいに死んでいくゴミクズみたいな小説(ゴミクズ)です。
更新:2014/4/13
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スーパーのレジ係のパイセンが、鉄のマニュアルを駆使し、タバコを買おうとするいたいけな少女を徹底的に蹂躙します。
更新:2014/8/17
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