時は文化年間、江戸。長屋で一人暮らしをしている十六歳の娘・雪(ゆき)はある日、怪我を負った浪人・辰巳(たつみ)と出会う。看病を続けるうちに雪は辰巳のことが気になり始めるが…… 何をしても自信が持てず、素性の知れない辰巳にとっても自分はただの都合のいい女ではないのかと、雪はそう思いながらも辰巳との縁を切れないでいた。 辰巳の目的とは、雪が長屋の住人から好ましく思われていない理由とは……? ——私は捨てられた。だけど、ずっと待っている。 ひとりぼっちの雪は、儚い望みを持ち続けていた。 孤独の雪と訳ありの辰巳の行末は、幸福か、それとも…
更新:2021/9/21
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平凡な高校生、三国 志朗。 登校中に謎の霧に包まれた彼は、気がつくと三国時代にいた。 南華老仙のミスで魂だけ呼び出され、簡雍と同化してしまった志朗。話を聞くと、どうやら彼が簡雍の生まれ変わりだったことが原因らしい。 簡雍は、あまり知られていないが劉備の親友で、関羽、張飛よりも付き合いの古い最古参である。 どんな辛い状況でも劉備を支え、決して裏切らなかった忠臣でもあり、また冗談めかして、誰も傷つけることなく劉備を諌めるなど、ユーモアに溢れた人物でもあった。 が、腕っ節も知恵もさほど目立たない、マイナー武将である。 果たして志朗は、簡雍としてこの時代を生き抜くことができるのであろうか。
更新:2019/10/17
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俺は普通の高校生畠山義彦。二本松畠山氏の末裔。転生したのはいいけど、えっ? 何で? こんなはずはないのに、何故かこんなことになってる。 マイペース義彦が運命のいたずらを受け入れ、抗い、奮闘します。 初投稿ですので暖かい目で見て下さい。 更新はなるべく毎日するようにしたいですが、リアルの方が多忙なため不定期になります。 完全なフィクションだと思って読んで頂ける方のみお願いします。 くだらない批判はいりませんので気に入らないなら読まないでくださいね。 ここはそういう場所だと思ってるので。 間違いのご指摘や応援コメントは今後の励みになりますのでお待ちしております。 よろしくお願いします。
更新:2021/6/2
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米経済が大原則の江戸幕府、だがその大原則にもかげりが見え始めた10代将軍・家治の治世、弓削入鹿が江戸の一極集中解消と行財政改革に挑む。
更新:2019/10/26
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伊賀の上忍、藤林長門は怒りを隠せなかった。今川義元が桶狭間で討たれた後を継いだ氏真が、自分ではなく服部半蔵を家臣として取り立てたからだ。藤林長門は義元の為に数々の裏仕事をこなしてきた。にもかかわらず自分ではなく半蔵を選んだ氏真に復讐するため、そして願いである武士となるため、藤林長門の戦いがいま始まる――。 この小説は「『戦国のファンタジスタ(仮)』~サッカー小僧が今川氏真に転生したら」の外伝となります。しかし本編を読んでいない方にも楽しんでいただける作品にしたいと思っています。(もちろん本編も読んでいただけると嬉しいですが)よろしくお願いします。
更新:2017/1/23
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自業自得でろくでもない死に方をした女は記憶を持ったまま生まれ変わった。だが性別は男、時代はなぜか戦国。 相も変わらず飄々と過ごす予定が、せっかく男に生まれたのに出生問題で女のフリ。腐っていた幼少時に出会った幼馴染、真田幸村と歩む、彼(彼女?)のくだらなくも愉快な二度目の人生。 *幼名とかややこしいので全部統一。 *閉鎖した自サイトにて掲載していた完結済同名作品の微修正再投稿版です。
更新:2016/5/13
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時は西暦215年。劉備は兵を率いて巴蜀に入り、何平はその劉備軍の兵となった。山岳兵として曹操軍を奇襲するも捕らわれの身となり洛陽へと護送され、曹操から直々に漢中攻略のための山岳部隊を育成するよう命じられる。そこで出会った王双と兵を鍛え、妹の王歓を妻とすることになる。激化する曹操軍と劉備軍の漢中争奪戦。漢中へ派兵されることとなった何平は洛陽へ必ず帰ると王歓に約束し、名を王平と改めるのだった。
更新:2020/5/21
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戦国の世に生まれし姫 その名は大内珠光 え、聞いたことない? そんなー、マイナーすぎるなんて言わないでよ…… 私だって知らないのにどう生きればいいのよ! 気が付いたら大内の姫になってるし! お父さん(大内義隆)もなんか陶といちゃついて……なんでもないわ あ、大丈夫よ、この話にBLは出さないから 私が描写したくないものはすべてぼかすけど、うっかり出したらごめんね エロはあるかも、だけどもう一度言うわBL(本番)はだしません! 姫のくせになんか名前残らないってモブなのかしらね、私はそんなの嫌だから頑張るわ。 よろしくね!
更新:2018/8/12
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サークル・シエスタ 第五回短編課題『愛』 竹の花が咲いたと聞いて、村の年寄りが言い伝えを思い出す。しかし多くの村人はそれを笑い飛ばした。 翌年、山の雪不足が水不足を招き、短い梅雨と日照りにやられて不作となった。主要作物とした綿も被害を受けたため、村人は大慌てで芋や麦を植えて飢えをしのいだ。 その翌年は冷夏で不作。その翌年は、豊かに実った稲を刈り取る寸前に台風が襲来。 凶花の祟りは続いていた。 食べ物が乏しくなった村人は、耕作のための労働力を必要としたのだが、作物の順調な育ち方に気をよくした若夫婦の多くが子を宿していた。 当てにした収穫は目前でフイになり、大きな腹を抱えた女たちが残った。
更新:2017/4/3
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