夏の暑い日、私は旧校舎で不思議な体験をした。 大人になった今でもあれが現実なのか、それとも夢だったのかわからない…。
更新:2015/8/6
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仕事帰りの冬の夜。駅から家までぼんやり歩いていた「私」は、思いもよらぬ存在に驚いて立ち止まった。冬の道端に、屋台がひとつ。現実と幻想の境目をふらつく掌編。※初出:『短編集 ヘイリー夫人の一夜旅行』
更新:2012/12/25
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数字がはなれない。言葉がはなれない。惑星が接近する。不思議な男の人。全てが私の頭からはなれない。
更新:2014/12/6
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高瀬蒼は18歳の五人兄弟姉妹二番目男子。ある日、月からの声が聞こえて、自分が闇を浄化する力を持つ家系の生まれだと知る。口の悪い男声の月を蒼は十六夜と呼び、自分の力で地上へエネルギー体として実体化させたり、絆を深めながら闇と戦って行く・・・ 迷ったら月に聞けシリーズの、一番最初のお話です。
更新:2012/10/28
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夕夜は目の前の白い壁を眺めていた。 いつものように週末祖母の家に泊まりにきていた夕夜は、壁の向こう側に何かいる事に気付く。 それはとても儚く、暗闇に紛れて溶けてしまいそうな声で何かを囁いている。 ある日その声が夕夜を呼んでいることに気付く。 不思議な出来事は夜の隙間に小さな声と共にやってきた。 古い家で起こった、小さな友情物語です。
更新:2014/11/27
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少女が目覚めると、そこは夢のなかだった。 どこまでも広がる海。見えない陸地。深くも明るい海の底。メルヘンだが静寂に包まれた水のなか、ひとまず夢の海を見てみようと泳ぐ。 楽しさと不快を入り混じらせながら、少女は泳ぐ。泳ぐ。泳ぐ。 進んでいくうちに海は変化していき―――― ※こんな粗筋ですが推理やホラーではありません。「不思議な雰囲気の作品」を目標に書きました。
更新:2015/5/22
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ええ、とても奇妙な方でした……。その方とは旅先のある酒場で出会ったのです。私一人で寂しく飲んでいた所に話し掛けられまして。金髪のような銀髪のような不思議な色をした髪に、いたずら好きそうな紫の瞳、どことも知れぬ異国ふうの衣裳、若く見えて熟年のような落ち着いた語り口調、男性的な体つきなのに女性的な物腰のやわらかさ。彼は見た目からしてどこか奇妙でした。でもねぇ、何が奇妙って、彼のしてくれた話なんです。まあ聞いてください、彼のした話を……。
更新:2009/9/23
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ミハルにとって世界はいつも霧のなかにある。小学3年生の6月、両親と共に田舎に引っ越すことを決意したミハルは、そこで初めて霧のかからない少女と出会う。早すぎる運命の出会いは二人の歯車を少しづつ動かし始め……。
更新:2009/7/7
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