あるところにアヤメ姫という貴族の姫君がおりました。 容姿もよく何をしても平均以上の姫でしたが、妹のユリ姫にはすべてにおいて及びませんでした。 お気の毒なアヤメ姫はすべてに優れたユリ姫と事あるごとに比べられ、笑いものにされて育ちました。 そんなアヤメ姫の唯一の希望は幼馴染の貴公子コマクサでした。 彼と婚約してようやく幸福が訪れたと思いきや、何と彼に婚約破棄されてしまいました。
更新:2016/11/2
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日本橋通二丁目で小間物問屋を営む長門屋の番頭・為三は、ある男の帰省に遭遇する。 それは長門屋にとって、招かれざる客。勘当された先代当主の一人息子、又助だった。 ならず者となった又助を恐れた為三は、谷中天王寺裏の萩尾道場を訪れるのだが――。 用心棒斡旋仕り候 シリーズ第三弾! ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。 ※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。
更新:2017/9/16
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「ねぇ、俺達、前に会ったことあるかな?」と訪ねてきたのは私が昔から気になっていた男の子だった。 千年も昔に、男に恋をしたただの山桜だった眞子と、前世で恋をした山桜を探す玲也のお話し。 和モノ春花企画和モノ布教し隊に参加したく昔から構想だけあったお話を書かせていただきました。宜しくお願いいたします。
更新:2017/4/11
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春の気配が強まってきた某県の山腹。そこに久し振りに足を踏み入れたのは愛らしい女吸血鬼。過去に口にさせられた、刺激的な味を忘れられない彼女は……。――和モノ春花企画参加作品です。一読頂けたら幸いです。拙作、『鄙びた茶屋―あやかし達の夏の陣―』の続編にあたりますが、前作を知らずとも楽しめるように書いています。◆2017年4月11日・自サイトへ転載
更新:2017/4/10
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庭にある大きな梅の樹は遠い昔からずっとあって、”彼女”はいつでも見ていた。
更新:2017/4/1
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公園で遊んだ帰り道、僕は明るい光に誘われて茂みの奥へ。桜には沢山の提灯が吊るされて、その下で花見をしようとしているお兄さんたちに出会った。 僕が出会った不思議な宴。
更新:2017/4/8
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夏の夜に舞う碧の光、蛍。 ヒカルの祖父の田舎には、自らを“ホタル”と称する、人ならざる子供たちがいた。 「あげる、螢石」 虹彩と同じ色の螢石を託す。それは、“ホタル”にとって――
更新:2016/6/29
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モクレンの咲く頃に里山へ着いた男は思い出す。かつて祖母に聞かされた昔話を。 和モノ春花企画に参加いたします。
更新:2017/4/7
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紫陽花が見ていた。そしてどこへ向かうのか人は。
更新:2016/2/8
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