一月中旬のある放課後、私は物理の課題で教室に居残っていた。解けない問題に悪戦苦闘していると、ふらりとクラスメートの城田君が現れ、すらすらと解いてくれた。 つい羨望のまなざしで彼を見つめていたら、彼はなんと私にキスをしかけ、教室を出て行った。 それから、彼が気になる日々。 ヴァレンイタインを前にとうとう私は、当日の夜、彼と逢う約束をとりつけるが……。 本作は、アンリさま主催「キスで結ぶ冬の恋」(2018年)及び銘尾友朗さま主催「冬のドラマティック」企画(2020年)参加作品です。 本作「プロモーションビデオ」をYouTubeでランキングタグより視聴できます。 尚、プロモーションビデオは、ちはやれいめい様に作成して頂きました。
更新:2018/2/11
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豊かに栄えているセレスティン帝国。その中でも大きな力を持つセブンス家の令嬢、セブンス・ピアニスは容姿端麗、頭脳明晰、ダンスから社交界マナーまで完璧にこなす、完全無欠と周囲に言わしめるほどの貴族令嬢。だが、彼女には一つだけ欠点が。それは… 「フゥー……ああ、ダンスレッスンの後の煙草は最高ですわ」 そう、ヤニカスだったのである。 それをとがめる周囲の人々。だがピアニスは煙草を吸うのを止めない。止められない。 この物語は貴族令嬢が煙草を吸うべきではないという旧き因習を打倒するために立ち上がった、世界で唯一の煙草魔法を扱うある公爵令嬢の物語である。
更新:2021/3/4
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ある雨の夜。ルシェラは路地裏で異形の影に襲われた。 逃げる途中で迷い込んだのは、灯りのない闇の街ダークベル。そこで出会った銀髪の悪魔は、ルシェラの血を舐めてこう言った。 「君は聖女の末裔だ」と。 悪魔にとって聖女の血肉は抗えない誘惑のようで、隙あらば迫ってくる銀髪の悪魔レヴィリウスにルシェラは困惑しつつも次第に惹かれていく。 そんな中、ルシェラの前に赤毛の不良悪魔と、得体の知れない黒髪の悪魔が現れる。黒髪の悪魔の方はどうやらレヴィリウスと因縁があるようで……? 三人の悪魔と幼馴染みの神官に囲まれて、聖女の血を引くルシェラの純潔が狙われる!? 貪欲にルシェラを求め、溺愛するレヴィリウスの真意とは? 悪魔と聖女の、艶めく恋愛ファンタジー始まります!
更新:2021/1/31
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人でないものが飛び交い彷徨う、そんな森に囲まれた小さな村で暮らしていた少女、シルヴィ。 唯一の身内である祖母の死をきっかけに村から出て仕事を探すが、村の外へ出て来てみれば人に騙され、村にはいなかった黒く気味の悪いものもそこかしこに見える。 男装して転がり込んだ廃屋のような教会で少年として雇われるが、雇った青年も普通じゃなかった。 女だってばれたら解雇かも? いやいや折角手に入れた衣食住、手放すわけにはいきません。 ※ふわっとした世界観で書いています。週1~2回ほどの更新です。 他のサイトにも掲載しています。
更新:2022/6/5
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世界は贄の王の呪いによって病魔と災厄に見舞われていた。呪いを祓う手段はただ一つ、贄を捧げる事。とある人の都において、一人の少女が贄となり、一人の少女が命を絶った。 そして人の踏み入らぬ死の大地にて、死んだはずの少女が目を覚ます。 少女の目の前にいたのは、世界を呪う現世の悪魔【贄の王】だった。 世界の敵たる孤独な二人は主従となる。 それは、遥かより続く世界の仕組みを揺るがすこととなっていく。 ――あなたに、尽くす。世界と戦うとしても。 ※「ノベルアップ+」様でリメイクしつつ投稿開始しました。 ※改稿作業中です。途中で旧表記と新表記が入れ替わる場所があります。
更新:2022/7/5
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その日、ハッズ王国第三王子ムフェル・F・ハッズによって、一人の公爵令嬢が断罪された。 ……それがその国を揺るがす出来事の始まりであり、令嬢の自由気ままな旅の始まりであった。
更新:2020/5/8
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ちょっと頭が悪くて活動的な女の子・一之瀬 莉子は、金曜ロードショーのナウシカが見たいが為に家路を急いでいた。 そんな彼女の前に現れたのは、左腕が巨大なハサミとなっている少年だった。 翻る凶刃、張り巡らされる謀略の数々。 不思議な超能力者・精神異能者(サイコパス)として覚醒した少年少女達の歪んだ欲望が、莉子に襲い掛かる。
更新:2013/7/2
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十九世紀――ロンドンにて。 街の中心部には『塔』があり、それが巨大な蒸気機関として駆動している。 それを整備するのが自律行動する『機関人形』という存在であり、人々にとっては当たり前であった。 そんな街で暮らす少女――アイラ・コリンズは、父が遺した『機関人形』を目覚めさせる研究を行っていた。 いつも変わらず、彼女が目覚めぬ日々を送る――そんなアイラの日常は、突如として崩壊した。 ※カクヨムにも投稿しております。
更新:2020/1/30
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