とある冬の日、二十年以上前に生き別れた兄の友人を名乗る人物から小包が届いた。その中にはICレコーダーと一冊のノート、それにクマのキーホルダーが納められていた。『このノートを読んだからと言って、君に何かして欲しいわけではありません』そんな言葉に導かれるように、兄が書いたというノートを手に取った。 私の知らない兄の過去、兄と三人の幼馴染が交わした約束。 ―――――僕たちはあの日、神様を土に埋めた。
更新:2017/6/5
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私と兄の間に血の繋がりはない。それを知ったのは10歳の誕生日だった。 それが全ての始まりで、そして終わりだったのかもしれない。『やっと、解放されるんだ』そう言った兄を、それでもまだ信じていた。本当の終わりはとっくに訪れていたのに、見ないフリをしてきた私は、ただの大馬鹿ものだった。
更新:2015/12/5
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私とキャサリンは双子だけれど別々の場所で育った。修道院に預けられたのは私だけ。だけどそれを恨んだことなんてなかった。ただの一度も。
更新:2015/7/6
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私がこの世界に落とされたのは、随分と前のことになる。それがいつだったかはもう思い出せない。これがもしも乙女ゲームであれば、選択次第では私にも幸福な結末が待っていたかもしれないが、現実は、そうではなかった。 そんな、どうしようもない私の話。※本編完結しましたが、番外編を更新。
更新:2017/8/31
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