冒険者になって十数年の月日がたった。 毎日が刺激的で気ままな冒険者生活は、オレにとって最高の日々だった。 気づけば、すっかりオッサンと呼ばれる年齢になり、周囲は結婚し子供までつくっていた。 そんな周囲に反発するように独身主義を掲げていたが、ある日、パーティーメンバーが結婚するといって引退していき、ソロとなってしまった。 パーティーメンバーを募集したところ、声をかけてきたのは銀髪が目にまぶしい涼やかな美女だった。聞けば彼女も30歳となるがいまだに独身であり、妙な連帯意識を持ちながらも仲間となる。 しかし、彼女は妙に優しくしてくれる。意識しないようにするが、次第に心は傾き始める。 これは独身をこじらせた、とあるオッサン冒険者の日常である。
更新:2018/9/4
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王国の片田舎に位置する子爵領で生まれ、あこがれの王都で王立学園への入学を果たした。 浮かれるわたしは、浮世離れした美しさをもつ1つ年上のお姉様と出会う。 学生寮で同室となったお姉様との学園生活は夢のようだった。 「お姉様、お姉様」 お姉様はいつでも優しく、わたしを受け止めてくれた。 でも、お姉様は王太子殿下と親しくしている様子で、寂しさを感じながらもその恋路を応援することにした。だけど、未練は胸のうちでくすぶり続けていた。 そして、別れの卒業パーティーで事件は起きる。みなの注目を集まる中、お姉様による王太子の略奪劇が始まった。だけど、わたしだけが知っているお姉様の秘密があった……。 これは、思い込みの激しい百合気味思考の少女の物語である。
更新:2018/4/13
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妹をその手にかけ失意のまま死んだ男は、罪を償うため人間以外のものとして転生する。男はとある屋敷の玄関におかれた飾りの鎧として転生し、屋敷で働くメイドの少女と出会う。けなげに働く少女の姿にかつての自分の妹に重なるものを感じ、男はこの少女を守りたいと願うようになる。これは、そんな男の贖罪の物語。
更新:2017/7/28
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彼はどこにでもいる普通の小学生。彼には悩みがあった。他人のいっていることがわからない、どうすればいいかわからない。そんなとき、博士に出会い薬をもらった。博士はいった「一日に一粒のめば勇気がわいて、二粒飲めば怖いものがなくなる、だけど三粒は決して飲んではいけない」。彼は薬を飲み学校生活が楽しくなった。だけど・・・
更新:2016/8/6
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教室の邪魔にならないようにひっそりと目立たないように過ごしていた。 そんな彼に親しげに声をかける女子がいた。その裏に悪意を抱えて。 ある日、彼女から呼び出されて告白をうけるが、裏の意図を知っていた彼にとって返事の内容は決まっていた。それで、彼女達のひまつぶしが終わると思っていた。 彼女の様子がおかしくなりだした。やがて、彼女の自殺を聞いた。
更新:2020/5/17
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以前仕えていた屋敷で、主人が働いていた不正を偶然にも暴いてしまった。 冤罪を着せられ、ありもしない罪で投獄されたオレは復讐心を育て続けた。 しかし、外に出たとき既に復讐は終わってしまっていた。 復讐相手は勝手に自滅し破産していたことを知った。 行き場をなくした復讐心をもてあましていると、やつの娘であった双子の姉妹を見つける。 ―――奴隷という形で 手を尽くし、とうとう姉妹を手に入れたオレがやることは一つ。 とりあえず、腹筋だ!
更新:2019/3/13
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王太子の婚約者である公爵令嬢スカーレットは、魔術の暴発によって顔にひどい火傷痕をつくる。 彼女は婚約破棄を打診するが、王子は受け入れようとしなかった。 スカーレットは事故後、『他人の傷を自らに移す』能力に目覚める。 王立学園入学後、スカーレットは次々に他人の傷を背負っていった。 やがて、その姿は見たものが思わず嫌悪感をもよおすものとなっていく。 卒業パーティーにてスカーレットはその姿を衆目にさらし、王子へと婚約破棄をするようお願いしたのであった。
更新:2018/8/21
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