気付けば僕は、そこにいた。 ぼんやりと空を眺めていた僕の前に、一人の少女が現れる。 「ねえ、おにいさん」 ――無味乾燥な空気の中で、彼女の声は、銀の鈴を鳴らすように涼やかだった。
更新:2017/5/27
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昔、他サイトのイベントで書いたもの。 悲しみは、いつかきっと癒えるものだから。 どうか、幸せになることを、諦めないで。
更新:2017/4/7
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君がいない世界に、いったいどんな意味があるというのだろう。
更新:2017/10/30
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世界はある日突然終わりを迎えた。 ヒトがヒトを食い殺し、社会は崩壊し、未来が消滅した。 その壊れた世界の片隅で、平凡な女子高生であった江藤明日菜もまた、狂った獣と化した父の牙によって今まさに命を奪われようとしていた。 もう終わる、彼女がそう思った刹那、一人の男が現れたのだ――彼女を護る者として。 彼と共に旅立った明日菜は、終末世界で生き残り、生き足掻く人々と出会う。 ※のべぷろ!にも重複投稿します。
更新:2018/1/8
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信仰が生活の規範となるその世界は、神殿によって支配されていた。少年カイネもまた、神の恩恵を疑うことなく日々を過ごしていたが、ある日突然、その暮らしが破られる。彼の村は襲撃者によって破壊され、カイネと親友のローグは二人きりで残された。神への信仰を失った彼らは、神殿に反旗を翻そうとしている『反乱軍』の元へ身を寄せる。やがて月日は流れ、成長したカイネとローグはある日神殿に忍び込むことを企てる。そこで二人が出会ったのは、『神の娘』と崇め奉られる少女シィンだった。復讐心からシィンを拉致したカイネだったが、共に過ごすうち明かされていく彼女の真の姿に、次第にその気持ちは変化していき……
更新:2019/1/20
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少年は生きる意味も目的も知らず、ただ糧を得る為だけに戦っていた。少女はその強大な力故に恐れられ、隔絶された檻の中で、ただ言われるがままに戦っていた。 傭兵省吾は志しもなく反乱軍に身を投じ、そこで「紅い目の魔女」と呼ばれる少女イチに出会う。その美しいが何も映さない眼差しに囚われ、省吾は初めて何かを欲した。そしてイチもまた、己に伸ばされた手に、怯えながらも惹かれていく。 本編は少年が少女と出会い、彼女を手に入れて旅立つまで、を、サイドストーリーの後日譚では、二人が成長し、関係が変わっていくところを書きました。 ※のべぷろ!(http://www.novepro.jp)に投稿した作品です。 ※2015年12月16日加筆修正完了しました。内容には変更ありません。
更新:2015/12/16
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かつて大陸ルニアを襲った邪神の脅威。神器を携えた英雄達によって、邪神は眠りに就く。英雄達は故郷に還り、連綿と神器を護り引き継いだ。 時を経て、再びルニアに危機が訪れる。魔道国マギクが邪神の眠る孤島から溢れ出た魔物の群れに襲われたのだ。マギクと剣士の国エデストルはそれを阻むべく同盟を結んで戦っていたが、それはある日突然破られた。エデストルはマギクに急襲され、王子エディは祖国を追われる。復讐心を糧にマギク打倒を誓って旅に出たエディ。旅の途中、彼は謎に包まれた少女ルゥナと出会った。 やがて明らかになる邪神の、魔物の、そして少女の秘密。それは憎しみに凝り固まったエディの心を変えていく。 ※『のべぷろ!』にも投稿します。
更新:2016/4/24
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虐待されていた過去を持つ笹本凌《ささもと りょう》は、十四の時に家を飛び出した。以来、相棒の虎徹《こてつ》と組んで、賭け試合でその日その日の糧を得る拠り所のない日々を生きていたのだ。ある日彼は深夜に立ち寄ったコンビニで、脚立から落ちてきた店員を受け止める。彼女は藤野響《ふじの ひびき》。それが二人の始まりだった。出逢い、そして想い合うようになった凌と響。支え、護るべき相手を見つけた凌は、やがて自らの生き方を変えようと決意する。次第につながりを深めていく二人。だが、そんな穏やかで幸せな日々を過ごす彼らの間に差し込んだ影は、固く封じ込められていた響の過去だった。探し、求めたその先に見えるのは、果たして――? ※『のべぷろ!』にも重複投稿します。
更新:2014/3/23
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世界はこんなにも美しい。 なぜ、僕は、こんな簡単なことにもっと早く気付かなかったんだろう。 世界は、こんなにも、美しい。 この気持ちを得ることができたのは、まぎれもなく幸せなことなのだと、僕は思う。 ――たとえもうじき、僕の世界は暗闇に包まれるのだとしても。 ※ずいぶん前に、『のべぷろ!』の企画に投稿したものです。
更新:2016/11/18
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